2017-10-14

忘れ物事件  NO 8002

スーパーとかち 車内2年前に研修会で北海道の苫小牧へ行った。開催日より早目に行ってトマムと富良野へ寄った。

千歳空港から南千歳駅で「特急 スーパーとかち」に乗り換えトマム駅で降りたが、トマム駅は無人駅で切符を入れるボックスが置かれてあった。

次の日に朝食を済ませてからトマム駅から「特急 スーパー北斗」で新得駅まで利用したは、トマム駅のホームで中国人の若い女性と旅の話題で盛り上がっていたら、列車が到着した際に待合室の前に杖を置き忘れた。

その中国人の女性は美瑛へ行かれるそうで、新得駅から富良野方面へ行く普通列車に乗り換えられたが、考えてみれば我々もその列車に乗らなければならず、ホームから階段を上り下りして異なる番線へ向かったが、我々の姿を目にされた普通列車の運転手さんが「ゆっくりでいいですよ:」と発車を遅らせてくれた。

車内へ入ると美瑛へ向かわれる中国人女性がおり、「間に合ってよかったですね」と言われて恥ずかしかったが、我々は富良野駅で降りたら彼女は美瑛方面へ行く列車に乗り換えていた。

駅前からタクシーで富良野の観光地に連れて行って貰った。美しい花の咲くところや夕張メロンで知られる観光スポットもよかったが、ワインを製造するところへ行ったのに試飲出来るワインも「ドクター・ストップ」の問題から飲めずに残念だった。

ホテルへ行く前に杖を販売する店舗がないかとお願いしたら、大規模なスーパーに立ち寄ってくれ、介護品コーナーで杖を購入した。

宿泊に利用したのは「富良野プリンスホテル」だったが、我々が到着すると同時に宅配会社のトラックが次々に到着。ホテルスタッフが総出でキャリーバッグをロビーフロアに運ばれた。

中庭の見えるガラス張りの所へ張り紙がある、「1組」から「9組」まであり関東の高校の修学旅行であることを知った。

エレベーターの中で高校生達と会ったが、彼らは隣接している大浴場も利用出来ないと通達されているそうだし、夕食と朝食も一般客より早い時間にセッティングされていたので気の毒な思いを抱いた。

それにしても隣接する大浴場に行くのが大変だった。エレベーターに2回乗り換えて行かなければならず、新しく購入した杖を手に長い廊下を歩いた。

その廊下にはドラマ「北の国から」の撮影風景の額も掲示されていたが、私が印象に残ったのはゴルフ場のコースに植樹をして森にするプロジェクトで、宿泊プランの中にそんな選択も可能となっていた。

次の日、タクシーで富良野駅に行ってあちこちを撮影していたら、普通列車に乗って発車して気が付いたのが駅のホームに杖を立て掛けたままだったこと。トマム駅と同じように忘れてしまい、妻から「認知症では?」と笑われた。

滝川駅から特急列車で札幌駅に行き、「特急 スーパー北斗」で苫小牧駅に到着したら、偶然に高知県の「おかざき葬儀社」の社長と同時で、メモリアルグループの車に乗せて貰って会場へ行った。

その時の研修で彼女の講義は衝撃的レベルで、受講していた仲間が全員感銘を受けていた。

葬儀のプロを自負する人達ばかりの研修会だが、そんな人達が驚く内容なのだから意義深い研修会となったが、苫小牧に1泊した次の日に洞爺湖のホテルを利用、その次の日に函館の湯の川温泉の「竹葉新葉亭」を利用したが、深夜から爆弾低気圧の接近で荒れ模様。次の日の函館空港からの飛行機が2時間以上遅れてしまった。

今日の写真は「特急 スーパーとかち」の車内で撮影したもの。
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