2006-09-21

次々にどうして?  NO 1633


 様々な職種の人達の飲酒運転が連日のニュース、今日は警察担当の新聞記者が検挙され、昨日の教育長と同じ山梨県だったことが気に掛かる。

 過去に僧侶の飲酒事故もあって衝撃を受けたが、葬祭業に従事する人達だけは飲酒運転をしないように願っている。

 我々の仕事は24時間体制、当直や宿直が常識の世界だが、どんな職業でも「ちょっとだけ」という行動から事故が発生することを知っておきたいもの。

  何度か書いたが、日本には「神仏と共食」という文化がある。「神事ごと」には「直会(なおらい)」があり「仏事ごと」には「御斎(おとき)」という慣習か ら飲食が付きもの。法要や葬儀の後の飲酒運転も心配なこと。お通夜や葬儀の帰路に事故という二重の悲劇だけはないように手を合わそう。

  お寺さんご法話で「お酒を飲まれたら運転しないように。代わりに運転される人がいなかったら、この式場に置いたままでタクシーで」と仰られたお言葉がタイ ムリー。それで親戚の方の車を2台置かれて帰られたのだからよかった出来事。次の日の葬儀の際に「有り難うございました」と申し上げるとニコッとされた。

 通夜ぶるまいの光景、喪主さんの友人や近所の方々にお酒が入り段々と賑やかになるが、そこで交わされる言葉が片付け作業をしているスタッフの耳に飛び込んでくる。

「自転車なんどろう?だったら飲めよ」ということから盛り上がり、まるで宴会と化してしまうこともあるが、自転車だって法律上で飲酒運転は禁じられている筈。

乗らずに押して帰られる後ろ姿を見送りながら<乗らないように。事故を起こさないように>と祈念している立場だが、その心情は「人生は被害者になるな、加害者になるな」の私の哲学が背景にあるからだ。

 週に2回平均でゴルフに出掛けている友人がいるが、誰もが知る酒好きな彼でもゴルフ場で一滴もアルコールを口にしなくなったと聞いた。

  ラウンドをしてから飲むビールが最高だからと続いている彼のゴルフだが、そんなところから帰宅してから電話で誘われることが多くなり、3回に一回ぐらい付 き合うことにしているが、ラウンドの成績を聞きながら飲食を共にするところから、過去に私自身がラウンドした経験のあるコースでないと盛り上がらず、「関 西内のゴルフ場ならお任せを」と豪語する割烹のオヤジのフォローで助かっている。

 明日は大手の警備会社が来社する。友人が顧問に就任しているところから新しいビジネスについて私の提案を出すが、この物騒な時代に意外と便利なセキュリティ商品があって驚いた。どんな話し合いになるか楽しみなひとときとなろう。

 自民党の総裁選挙が終わり、安倍新総裁決定の祝賀モードもあるようだ。ただ願うはそれに伴う会合の帰路で飲酒事故が起きないこと。飲酒と携帯電話の脇見運転を原因とする事故を起こすな!と叫びながらお休みをしよう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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