2005-04-02

元気をいただきましたが?  NO 1114


 今日は、今年になって最高に疲れた日となった。コンサートは何度も体験しているが、カラオケ大会は初めてのこと。

24名様がお歌いくださり、総トリは特別ゲストの歌手「勝本華織」さん。オリジナルから懐メロのメドレーに流れ、アンコールで河内音頭系のリズムで盛り上がった。

 彼女の「千年の恋」の編曲が素晴らしく、その歌声は流石にプロ。音合わせの時とは全く違う声域を感じた。

 お陰で会場は満席となったが、スタッフ全員がクタクタ状態。写真の画像処理を担当した企画室から「社葬の方が楽です」なんてボヤキもあったよう。

 ドレスアップに控え室を使用された方も多く、本格的なステージ衣装も脚光の拍手を浴び、照明担当スタッフがピンスポで追い掛けていた。

 24曲それぞれのナレーションを創作したが、大半の曲を知らない私。歌詞を読み、情景を思い浮かべながら五七調の詩を創ったが、これも「久世塾」の勉強材料。日本の文化の一つである「五七調」を塾生皆さんに体験させようと考えている。

「ええ気持ちやったぁ」が出演皆様のご感想。お一人お一人の声質、声量に差異があり、拝聴しながら微調整。途中で腰痛を感じ出したが座ることが出来ずに立ったまま。<社葬やホテル葬より疲れる>という体験、<来月も!>と思い出して恐怖感が募る。

 今回の何よりの収穫は、画像処理のスピーディ作業に挑戦できたこと。トップに歌われた方の写真だが、3番目に歌われた方が終わった後、舞台上でプレゼント。その時、会場内がどよめいた。

 そこで「スタッフが下で苦労しています」とアナウンス。そんな情報入手はインカムに頼ったが、横に着いた女性スタッフが気の毒なほど疲れていた。

 スタッフに求められるのは連係プレイ。今、何が起きているかを把握するのが何より大切。求められる前に発信伝達するのがプロの世界。今日のような体験は、そんな鍛錬になったようで喜んでいる。

 皆さんをお見送り。「有り難う、またね」のお言葉も嬉しいが、同時に次回の恐怖感が増した。入場制限対策を真剣に考えなければならないから。カラオケを指導される先生方の出席も多くあり、「使わせてね」というご要望が数件あったと聞いた。

 さて、お通夜担当には辛い雨が降ったそう。予想以上の弔問者と報告があったが、問題がなかったと聞いてホッとする。

 明日は私が司会を担当申し上げるが、朝からナレーションを創作しなければならない。ひょっとして「五七調」バージョンになるのでは?と心配も。

 銭湯で疲れを癒し、明日に備えることにする。
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