2006-03-15

ラッキーばかり!  NO 1455


 生活リズムが急変、今朝も午前3時に目が覚めた。3時半頃に看護師さんの見回り、それからしばらくベッドの中にいたが、6時過ぎに採血、続いてDNA鑑定みたいに口内粘膜の採取も。

「今 日は、胸部エコーの診断がありますよ」と言われたが、超音波の看板の下に英語で「ウルトラ・ソニック」と書かれているのが面白い。それで思い出したが、病 室の扉に掲示されている「避難経路」に、ルビと共にハングル文字と英語で表記されている。「避難」は中国人なら理解出来るの?と疑問も。

  運動目的で192段の階段を2回降りて来たが、昇りは無理をしないでエレベーター。部屋に戻ったところで胸部超音波検査の呼び出し、3階の受付へ向かい検 査室へ。すぐに女医さんが入って来られ「30分ぐらい要します。リラックスしてください」から照明が暗くなって始まった。

 段々と緊張する検査に進んできた。今日、ご指導くださった循環器関係の先生から、痩せ細っていると思っていても「中年を過ぎると隠れ肥満があるよ」と指摘されてびっくり。

 さて、病気と寿命は違うというのが持論だが、明日からの検査に先立ち、今回のラッキーについてしたためておく。

 私は、今、病室で過去を振り返り、これまでの「幸運」との出会いに感謝をしている。今回、もしも検査入院をしていなかったら、ひょっとしたらこの世からすでに「さようなら」をしていたかもしれない状況だったことを知った。

 今月の初め、おかしな夢を見たのがその発端。赤い色の十字を天井に描いた車を上空から追い掛けている。やがて、その車が病院に着き患者が降ろされて手術室へ。その患者が私。手術の光景が不思議で、様々な分野の専門医達がトランプのカードを出し合っている。

 次々にカードが捨てられ最後に残ったのが「クラブの7」と「ハートのエース」の2枚。主治医らしき先生が「どちらで?」と多数決を確認。全員一致で「ハート」になって手術が始まり大成功というような物語り。

 それで「虫の知らせ」のように入院して検査を思い立ったのだが、いつか手術の必要がとなれば<今回についでに済ませる?>なんて思いも生まれた今日。明日と明後日の検査で「完全」という解答が得られるだろうし、その結果で考えることにしている。
 入院してから今日で3日目、もう何人の先生に診察を受けただろうか?10名以上となるだろう。夢はイマジネーション、誰かが何かを知らせてくれたみたい。数日前に水前寺公園内での不思議な出来事を書いたが、今日も病院内のエレベーターを待っていて驚くことがあった。

 4機あるエレベーター、込み合う時間帯で中々自分の階にやって来ない。イライラしながら待っていたらやっと昇りの点滅ランプ、扉が開いて一人のオジサンとご一緒に乗った。

「何階?あなたも同じだと思うよ」と言って私の行きたい階のボタンを押される。そして
「数日前に退院した。あんたの病棟はAとBどちらだ?」と仰って私の腕に巻いたリストバンドを見られ、「Bか!私と一緒だ。この階のB棟はラッキー病棟だよ。良かったね!」と短い交流が。何やら不思議に思えてならない出来事だった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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