2006-06-01

深夜にうろうろ?  NO 1523 


 今日のニュースは迷惑駐車一色、何処のチャンネルもその話題と映像ばかりだったが、端末機にトラブルが発生とはジョークの世界、人の世界に生じる怖さを教訓として学んでおこう。

ギ リギリで間に合ったホール、そんな事情でオープンニング・セレモニーも出来ず、シーンのメンバーさんに限っての案内となっていたが、この「独り言」から知 られた方々から「お祝い」の花をいっぱい恵贈いただき恐縮の極み。すべてを本社に運んで並べたら玄関がまるで花の展示会、来社された方々が花の香りに驚か れるほど。ここで失礼ながら、衷心より手を合わせて感謝を申し上げます。有り難うございました。

 さて、今晩の歩くコースはいつもと変更、ふと<今でもあるのかな?>と思い出した店を探しに出掛けることに。

 高松小学校、昔の女子商業、文の里中学校、天王寺高校の横を通って明浄学院近くの商店街へ。そこは阿倍野区文の里から昭和町に続く商店街だが、その中に存在していた喫茶店が目的だった。

  学生時代に何度も訪れた「ボストン」という名の喫茶店、今から40年も前の話だが、当時に和服姿のウェートレスがいたのも有名だったが、何よりマスターの 道楽趣味でセッティングされた音響システムが素晴らしく、そこで流れていたクラシックの音質は今でも忘れられない世界だから不思議である。

 入った所のレジ横に置かれた電蓄に重厚感があったが、誰もが驚くのは奥の壁に嵌め込まれたスピーカーの数、ツイーターなどを含めて数十個というものだった。

 商店街の大半のお店がシャッター降ろしている。時間から開いているのは飲み屋さんだけ。記憶を辿って<確か、この辺り?>と思った場所に「ボストン」という名のお店があった。しかし、そこは「洋菓子屋」さんになっていた。

 それでも無性に懐かしい思いが生まれ、久し振りにノスタルジーの世界。お陰で今日は8キロの距離を歩くことになって健康的にはよかったみたい。

 帰路、阪和線の美章園駅から近鉄の河堀口駅までの商店街を抜け、しばらく行ったら懐かしい人物とバッタリ。昔から交流のある葬儀社の社長、この「独り言」から私の入院を知られていたみたいで「大丈夫ですか?」からしばらく会話。遊びにいらっしゃいと伝えて帰ってきた。

 そうそう、シーン2号館の真向かいに居酒屋さんがあり、午前2時を回っても営業していると聞いた。そこで昨晩の深夜に覘きに行って一杯飲んだ。

 ママとは昔から知り合いというよりも幼馴染で「ご仏縁」が話題に。

<よくもこれだけ!>という数のメニュー内容、その中で私が興味を抱いたのは「うどん」と「蕎麦」で、様々な種類の中から「きざみ蕎麦」を食したら中々の味、お通夜を過ごされるお客様に出前をお願いするのに最高と依頼してきた。

 故人と過ごされる最後の夜、弔問者や親戚の人達が帰られた後は淋しいもの。そこで温かい食べ物が歓迎される。そこで食べられたものも「思い出」として残るもの。そんなサービスも大切にしたい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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