2007-01-23

テレビから  NO 1756


 朝から久し振りに耳鼻科の医院に行った。昨夜に軽い鼻出血の兆候。これからのスケジュールを考えると確実に対処するべき。そんな臆病な性格からの行動だった。

 待合室はいっぱい。物理的に考えて1時間以上の待ち時間を覚悟したが、そんな程度で済むことはなく、予想外の時間を費やすことになってしまった。

「前と一緒の部分です。大したことはありません。念のために処置をしておきましょう」ということで治療くださったが、その上に「念のために」とお願いし、万一の止血薬を頂戴してきた。

  薬の処方には日頃服用する薬のことを伝えなければならず、持参していた「薬剤名」と「効用」が記載された資料を差し出したのでスムーズに進められたが、医 師の診療を受ける場合は前以って「身体の歴史」を書き上げておくことも重要で、伝達力がアップするだけではなく他の患者さんを待たせる時間を短くすること にもつながるだろう。

 待っている間に「抗菌薬の飲み方からさぐる!」「あなたはどんなタイプ?」というタイトルの小冊子に目が留まり、ページを開けた。

 STARTから「はい」「いいえ」で進む仕掛けになっており、矢印に沿って辿ったところが「Bタイプ」のページ。そこに次のように記載されてあった。

『あなたはテキパキと自己責任で物事をすすめるタイプですね。頭の回転も早く友人や家族の間でもリーダー格でしょう。ただし、抗菌薬についての早のみこみは禁物ですよ』

 Bタイプとは、症状が良くなったら薬を飲まなくなる特徴があるそうで、そんな結果として、せっかく治りかけていた症状がぶり返す危険性があるタイプと分析されていたので皆様もご参考に。

 帰路に本社に立ち寄り、事務所に居たスタッフ達に待ち時間のことを話したら、「そんなのまだ短い方です。花粉症の時期なんて信じられませんから」と教えられ、3時間ぐらい覚悟をしなければならないそうでびっくり、待合室に居るだけで病気になりそうと笑ってきた。

 随分と晩めの昼食で食堂に入った。先客が3人居り、テレビのワイドショー的な番組で放映されている葬儀の光景が話題になっていた。

 俳優の子供さんの交通事故死だが、連日のニュースで流されているところから抵抗感のある意見も飛び出してきた。

「食傷気味だ。全国でいっぱい起きている事故なのに、芸能人ばっかり採り上げるっておかしいよな!」

「でもな、これで『事故って怖い!』って理解することになるから俺は賛成するぞ」

 そんな会話だったが、私はその中に入る気がせず、耳だけ敏感にしながら黙って新聞を読んでいるだけにした。

 新聞やテレビは事故ばっかりのニュース、そうでなければ何でも「お笑い系」のタレントが出てきてバラエティ番組。そんな中に「納豆」を採り上げた低次元なやらせ番組が生まれたのだろう。

 偶然だが、今日、関東に在住する娘ファミリーから藁に包まれた納豆が送られてきた。これはテレビで知って頼んだものではなく、ずっと前から続いているものである。

テレビのニュースで送られてきた銘柄の会社の社長が登場され、「人騒がせな事件で迷惑、赤字ですよ」と嘆かれていたのが印象に残った日となった。 
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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