2007-01-19

証明書?  NO 1752


 朝、友人から誘われて喫茶店へ。モーニング・サービスのトーストを食し、いつものデザートとなる薬をポケットから出した。

半透明のセロファン袋に入っている4種類の薬、一錠ずつ取り出さなくてもよいように、医院のスタッフの人がまとめてセッティングしてくれたものだが、封を切って掌に並べてみると5錠もあって<!?>。確認すると黄色い錠剤が二つあった。

 ずっと日々の習慣になっているところから<黄色がダブっている!>とすぐに理解、それ以外を服用することにし、その残ったものは処分してきた。

 帰宅してから「のみぐすり」と印刷された医院の袋を確認、残っていた2日分の中の一袋に黄色の錠剤が入っておらず、白い3錠だけのものがあって謎が解けた。

  我々の年代になると何かの薬を服用しているものだが、上述の「ワン・セット」のようにまとめて貰うことに抵抗感を抱いている人も多く、共通する思いが「間 違いの防止」ということである。確かに一錠ずつ取り出すのは面倒だが、処方された薬のパッケージを認識することによって受け取る際の間違いが減る筈。面倒 より安全を重視するべきというのが結論だろう。

 さて、書店から白紙の領収証を貰って愚かな行為をしていた東京の区議会議員のニュースがあった。おそらく次回の選挙で落選するだろうが、税金の詐欺みたいな行動とは情けない。

  領収証で思い出したのが昔の組関係者の葬儀。「おい、葬儀屋、領収証を用意してくれ!」と言われて確認したら香典に対するもの。自社の正式なものを出すわ けにいかず、市販の領収証に担当係員の判を押し、但し書きのところへ「香典」と書き込んだら「これは拙い」と変更を命じられ、但し書きの部分の書き込みを やめた。

 弊社が加盟する日本トータライフ協会の北海道のメンバーの会社に寄った際、「当地では一般の葬儀に香典用の領収証が必要です」と教えられ、その慣習のない地域から参列された人達が目を丸くされている光景を想像してきた。

 一方で、最近は全くと言ってよいほど少なくなった大阪の「シキミ」だが、昔はその領収証を「余分にくれ」と言う人が多くて困った思い出も懐かしい。

 前述の区議会議員のように偽の葬儀に参列し、「シキミ」料と香典を出金する小細工をするのだが、それらは奥さんに内緒の「お小遣い」というケースが多かったようである。

 ある葬儀、ご出棺を見送って音響設備を片付けていると高校生ぐらいの男女が「あのう」と言って私のところへやってきた。

何やら言い難そうに「あのう、実はお願いがあるのですが」と頼まれたのは「証明書」の発行で、忌引きに関して学校の先生から「会葬礼状を持参しなさい」と言われたそうだ。

 残念だがその葬儀は「家族葬」で会葬礼状の準備がなく、私の名刺に故人名、日時、式場などを書き込んで解決した。

  ずっと日中は春のような気候、お陰で少しだけ腰痛が楽になってきたようだが、ちょっとしたハズミで激痛が走る。そうなると動けなくなるのだから始末が悪 い。友人や知人が様々な貼り薬を持ってきてくれるが、やはり苦痛が和らぐのは銭湯の電気風呂。さっき温まってきてこの独り言を打ち込んでいる。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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