2007-07-12

ピアノからの始まり!  NO 1915  


 葬儀のプロと呼ばれるメンバーが全国から集って研修会。新感覚の葬儀式場の「ありかた」について体感できた。

 葬儀社では発想出来ないような空間が完成している。カラーリングからデザインまで、そのコンセプトの中心になったのは一台のピアノ。木目調のグランドピアノのメーカーはスタンウェイだったのでびっくり。

 ちょっとだけ叩いてみたが如何にも「らしい」音がする。間違いなく天井の高い空間にマッチしておりコンサートでも可能な世界。<よくぞここまで!>というような音響システムと照明機材もセッティングされていた。

映像に関するプロジェクターのシステムがユニーク。「これ、社長の道楽?」と質問したら豪快に笑い、拘った様々な部分について解説をしてくれ改めてびっくり。

 一方で、バスルーム、ツインベッドの部屋も豪華だが、そんなハードなホスピタリティの「完成」以上に秘められたソフトの世界に女性の「感性」が見事に表現されていた。

 館長を担当する女性が凄い人物、ゴルフのハンデもシングル。「この会社に彼女あり」という存在、きっと設計を担当された建築士さんもさぞかし驚かれ、真剣に取り組まれただろうと想像する。

 式場に宿泊する組とホテル宿泊組に分かれたが、私はホテル組。今、部屋に入ってこの「独り言」を打っている。

 体調のことを考慮、第2部の「御斎」の食事でもアルコールを飲まなかったが、車を駐車場に置いたまま、部長さんの車でわざわざ送って貰って恐縮した。

 明日の朝は、式場でみんな揃って朝食となるが、上述の館長さんがホテルに立ち寄って拾ってくださるらしく、遅刻をしないように目覚ましをセッティングしよう。

 メンバー達がオープンさせている最近の式場は、今や業界で注目を一心に集めている。今春に愛知県のメンバーの新しい式場を2箇所見学させて貰ったが、今、どちらも高い満足度で対応に追われているよう。お待ちいただいたりお断りしなければならない状況にあるとのこと。

 今回の研修会場である式場も、オープンの暁には体感されたお客様や参列者の「口コミ」で一気に社会認知されると断言する。

 素晴らしい女性スタッフの実践教育も進行中だが、「このスタッフなら大丈夫!」と太鼓判を押し、僭越だったが励ましの思いを込めながら、ちょっと老婆心ながら実践アドバイスをさせて貰った。

 大阪や東京など大都市圏では絶対に出来ないであろう式場の完成。改めて竣工式典に来ることになろうが、中を実際にご覧になった一般の方々の感想に興味を抱く。

 現在建設中というメンバーもいるが、間違いなく全国的に流行するだろうと確信している。
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