2007-07-08

高校生から大学生に?


 塾生の女性の中で最年少、それが仲間から「sumiちゃん」という愛称で呼ばれるやさしくて可愛い存在である。

 バレエ、舞台での芝居の世界にも身を置き、何かの「えにし」で飛び込んだ葬儀司会者の道、今、彼女は、悲しみのプロの一員として自身の仕事を天職のように悟って邁進しているようだ。

  ちょうど一年目を迎えた彼女のブログ「若葉のつぶやき」を訪問した。前日号に「大人の場所」とタイトルされた文章の中に「銀座のシャンソニエに行ってき た」とあり、そこで隣り合った初対面の大人の人達に神様や仏様の話をしたそうで、それが如何にも彼女らしいと思って心が和む私であった。

  その前号「浮かれ気味」では、歌手の「クミコ」さんのコンサートに行ってきた出来事を書いていたが、今月号のPHPに「今を生きる」と題された「クミコ」 さんの記事が掲載されており、彼女が「シャンソニエ 銀巴里」で歌う仕事を得た時のギャラが、1日に5,6ステージ歌って「1,080円」だったそうで びっくり。

 そんな取材文の中で印象に残ったのが次の言葉。

『シャンソンの「芸人達」という曲の中に、「片道の人生」と いう言葉があります。まさにその通りで、人生は片道切符だと私は思っています。今やりたいことがある。でも今はやれないから、それは帰り道にしよう。そう 思ったところで、帰り道などないのです。今やらなければ、結局は一生やれないことになってしまう』

『人間に渡された人生の切符は片道分だけ。帰り道の切符を、神様が売ってくれることはないのです』

 冒頭に登場した「sumiちゃん」のブログで、上述の2号分のエントリーがつながっていたのは果たして偶然なのだろうかと不思議な思いを抱くが、そんなあたりが周囲の人達から「天使」と称される由縁なのかもしれない。

初めてあった私の妻が「あの子、天使みたいな人ね!」と言ったことがあるし、「サンサンてるよさん」からも「天使みたいな人ですね」と称された彼女。そんな彼女に、私は<高校生?>と思ったのが初対面、それは弊社の本社の玄関ロビーでの出来事だった。

 今日の号では保育園の七夕について書いていた。彼女には塾生の子供達との交流もあると聞く。小学生達から慕われる人柄に<間違いなく良い意味での天然!>と思っている私。東京でのホスピタリティあふれる葬儀司会を願っている。

  さて、真言宗の葬儀を担当。月や星など宇宙観に深いつながりのある真言宗だが、お孫さんや曾孫さんなど十数名の方から託されたメッセージがあり、代読をし ていた女性スタッフの言葉を耳にしながら、ふと<短冊みたい!>と思ったあたたかい葬儀。30年以上前に先立たれた「お爺ちゃんと再会してね!」との内容 に、新暦、旧暦を超越して「七夕」らしいご葬送のような気がした。

 そんなところから、今日の上記<HOME>接続は「若葉のつぶやき」を。
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