2006-11-30
すぐに師走が NO 1702"
夜、少し冷え込んできた。足元にあるファン・ヒーターのスイッチを入れる。「カチッ」と鳴って「ジジジー」という音がしてから「ヴォー」と温かい風を吹き出し始める。
この音と共に我が家の悪猫がすっ飛んで来るのが常。それは、奥の間のホット・カーペットの上で寝転んでいてもやって来る。やはり一部より全体が温かい方を歓迎しているのだろうが、それは我々人間だって同じであろう。
こんなことを書いたのは、昨夜から始めた患部への「冷却」行動から。今日頂戴したメールに接続されていたHPを開くと、それらが「アイシング」という医療 テクニックのひとつで、温めるだけが血行の流れを良くするのではなく、症状によっては冷やすことで大きな効果があると専門的に詳しく説明があり、想像もし なかったことが多くて参考になった。
そうそう、今日は近所の整骨院で「ブルブル・マシーン」という代物に挑戦をしてきたことも書いておこう。電気治療とマッサージを終えて帰ろうとすると、院長先生の奥さんから「どうぞ」と勧められたので試してみた。
「5分で1時間歩いたぐらいの運動効果が!」と目の前にポスターがあり、様々な活用法と効果の例が記載されているのを読みながら、言われた通り5分間のブルブルに耐えてきた。
やってみて感じたことは平衡感覚を保つ運動になるとういうこと。今日のスピードや私の年代では前と横にあるバーを手にする必要もないが、高齢者の人にとっては、持ちながらでも足腰を鍛える効果があるように思えた。
テレビでも外国製運動器具のCMが多いが、如何に科学的に計算されて製造されていても、実際に歩いたり自然に身体を動かすことがどれほど大切で健康効果が あるかは絶対的事実。その補助器具としての効果は期待できるような気がしても、それに頼り過ぎるのは避けるべきであろう。
今年も十大ニュースの時期。振り返ってみると、私の場合は入院手術大成功と禁煙実行に尽きるだろう。ずっと後遺症的な痛みを伴っているが、それらは全く「命」に関する問題ではなく、治療を続けながら少しずつ薄らいでくれたらと思うレベルである。
「同 窓会、孫と病で盛り上がる」という川柳があったが、初孫がアメリカから帰国して小学校に入学したことも十大ニュースのひとつ。東京出張の際に立ち寄り、学 校から集団下校して来る途中で名を呼んだら驚き、「お爺ちゃんだ」と恥ずかしそうに笑っていた表情が思い浮かんでくるが、アメリカで誕生した二人目の孫と 初対面したこともそうだろう。
そんなことから、まずは「華甲の齢」を迎えるまでは頑張ろう。
過去ログにもあるが、「華甲」がどうして「還暦」にということだが、「華」という文字は「十」が六つで形成されているからで、「米寿」「白寿」「皇寿」などと同じで純日本的な知恵ある文字遊びが秘められている。
これも過去ログにあることだが「七五三」と書いた苗字を「しめ」と読むが、その謂れは「注連縄」からきたもの。「注連縄」にぶら下げるものが七五三という数のしきたりから転化したもので、「注連」即ち「七五三(しめ)」となったわけである。
今日の結びは名古屋の塾生のこと、彼女のブログが明日で「500号」を迎える。「葬儀司会者のつれづれなるままに」という世界だが、そのハードな仕事の中で「よく頑張っているね」と書いておこう。リンクのページから接続していますのでどうぞご訪問を。