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2004-07-01

役員の帰国   NO 837

台風8号の影響からだろうか、静岡県で大雨。1時間に80ミリを超す記録的な豪雨だったそうで、新幹線が止まっているニュースが報じられていた。

 最近の出張、いつも雨か風に悩まされているが、そんなところから早めに出発しようと考えている。

 スタッフが確認してくれた名古屋での宿泊先、過去にホテルスタッフのレクチャーに参上したホテルで、何度か宿泊したことがある。名古屋のトップクラスの高級ホテル、ここの和食の店も素晴らしい。

 今回の名古屋では、多くの方々にお会いするセッティングが組まれている。どの時間に何方ということは不明だが、名古屋のプロデューサーの描いたシナリオで動くことになるだろう。

 「もう、一泊を」なんて言われそうだが、これだけは絶対に無理なので、この独り言で宣言しておこう。

 さて、パソコンやビデオ創作に長けている女性スタッフ、今日は、彼女が休日だったが、その彼女から託されていたことがあった。

 数日後にお寺で行われる法要、そこで放映される追憶ビデオの編集。お客様が写真を持参されるので「対応を」と言うことだった。

 今、難しい編集作業に追われており、飛び込み的な収録で機材という問題が生じてくる。配線の組み換えが大変で頭が混乱してしまう。

 ビデオデッキ3種をつなぎ直しながら、マイクと音楽を重ね合わせて編集する。中にパソコン編集のCD部分も挿入しなければならない。ストップウォッチを片手に画面とにらめっこ。

 そんな中、ブラジルから帰国する役員から電話があった。トランジットのロスアンゼルスで機材の故障で4時間遅れ。お陰で成田から伊丹への便が間に合わず、羽田に移動して関西空港着の最終便となった。

 阪和道を走行して関西空港へ行くが、深夜の関空橋は何か不気味な感じがする。通行する車も少なく、両側のオレンジ色の照明で前方が見え難い。

 帰路はお寺様もご一緒で阪神高速の湾岸線を通ったが、往復で料金所を通る回数が多いのが不便。過日に乗ったベンツのETCの便利さを思い出す。

 車内での会話、現地の日伯寺様が大歓迎をくださったそう。檀家の方々がブラジル料理まで準備され、意義のある交流となったみたい。

 輪袈裟を身に着け数珠を手に、ブラジルでのお念仏には、日系の皆さんの日本に対する強い郷愁も込められていたとのこと。

 役員の話によると、過去に私が行った時に世話になった方々の大半が亡くなられていたそうで、はるか日本の地から手を合わす。
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