2005-12-19

エンジン快調?  NO 1368


 全国で記録的な積雪、名古屋では1947年以来だそうで、それは私の生まれた年、58年振りであった。

  過日に来社した協会のメンバーからのメール、司会の研修の際に使用した曲名が気になって眠れないとのこと。そこで詳しく返信しておいたら、「ダウンロード しました」と書かれてきた。彼が利用したのは「音楽配信サイト」で1曲が150円だったそう。互いに便利な世の中になったと感心している。

 ある団体の役員さん達と出会い、喫茶店に寄り道をしているとスタッフから電話。大規模な「偲ぶ会」の打ち合わせが夕方にということだったが、私の予定が重なっている。そこで、まとめられたことを後日に伺うということで進めてもらった。

 さて、昨夜に臨時の講演が。出席していた会合だが、「めったに来ないのに来た」ということから30分だけお話しすることに。

 何をテーマにと迷ったが「枕」でつなぎ<やはり、命を>と決め、続いて行われる酒宴を前に恐縮だったが、「被害者になるな。加害者になるな」をキーワードに「命」と「車」について一席ぶった。

 人間の身体を車に喩えて考えてみよう。「心臓」はエンジン、それを動かす制御機能は「脳」ということになるだろう。そのどちらかに不調を来たしたら故障となり、復元出来なければ「死」となるだろう。

 身体のあちこちに問題が発生する。タイヤの役割をしてくれる足回り、ハンドルとなる手の調子も大切だ。時には目、鼻、歯も傷んでくるし胃や肝臓も変化を来たす。

  では、寿命をどのように考えるべきか? それが最も伝えたかったこと。人間を車で喩え、寿命は「燃料タンク」だと考えなさいというのが私の結論。何リッ ター入るタンクを有しているのかは分からないが、私の場合、現在58リッターを消費したことだけは確か。残量は神のみぞ知るということだろう。

 希に120リットルのタンクを持っていた人もいるが、高齢社会に突入した我が国、多くの方々が80リッターから100リッターぐらいのタンクを有しているようだ。

 大きなタンクを持ちながら、そこに余量がいっぱいあるのにエンジン停止するのが何より悲しくて気の毒なこと。そうなるケースは自然死ではない事故死や事件の被害者ということになる。

 あなたは、果たして何リッターのタンクを有しているのでしょうか? エンジン快調ですか? それで結んだミニ講演会だったが、この話題は会場となっていたお店の売り上げをダウンさせたよう。車で出席していた全員が乾杯をウーロン茶で行っていたから。

  今晩は、ライオンズクラブのクリスマス例会も重なっていたが欠席。夕方から専務を迎えに関西空港へ。今回のご企画をくださったお寺様に御礼を申し上げなけ ればならないから。世界中の開教寺院を巡るツアーだが、これまでにインド、スリランカ、ヨーロッパ、アメリカ、南米などで有意義な交流が進められてきた。

 本来は私が参加するべきところだが、飛行機嫌いの他にもうひとつ問題がある。外国の料理が全くダメな私、一週間も参加すれば5キロぐらい痩せることになるからだが、専務は間違いなく体重を増やして帰国してきた。

 帰路は予想外の事故渋滞、お陰で30分ぐらいの時間のロス。帰社してからすぐに町会の会議に出席した。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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