2017-10-05

もう53年も  NO 7993

スーパー北斗朝から四天王寺方面へ散歩。途中で自転車に乗った男性に「警察病院は何処ですか?」と尋ねられ、方向を示して幹線道路を一本超えてと返したが、お礼を言われて行かれた後で幹線道路を2本超えなければと気が付いて申し訳ない思い。

いよいよ歩行速度がダウンしている。途中にあるお寺に五色幕が靡いており、何か法会が行われているよう。本堂が建立された際の落慶法要や記念祝賀会の司会を担当した時のことを懐かしく思い出していた。

通り道に数軒の蕎麦屋さんがあった。前を通ると出汁の仕込み中のようで。何とも言えない香りが流れて来る。それだけで空腹感につながるので、帰宅してから妻と早目に寺田町駅近くの「お好み焼き」の千代さんへ行った。

店舗名の源である奥様の葬儀を担当したし、ご主人の葬儀も担当した。その時は大病を患っていて声帯に問題があったので「お別れの言葉」だけ担当申し上げたが、先代さんの葬儀を店舗で行った時のことも思い出していた。

店舗内に招き猫が存在していた。その横に「50周年」とい文字があった。千代さんの店は開業当時は弊社の西館の近くにあり、国道25号線の当時のバス停名は「林寺新家町」だった。

それは私が高校生の時代で、何時も先代さんが店舗におられたことを憶えているが、先代さんの毛筆の文字は誰もが知る達筆なレベルで、店内に見事な文字で書かれた作品が存在していた。

現在のご主人である息子さんと話したが、開業から53年を迎えられたということで、それからすると私が17歳の時だったことを知った。

前のご主人が弊社の西館をオープンした際に「絵画」を恵贈くださり、ロビーに掲げてあるが、かなり高額な物で恐縮した。

70歳を超えられてからゴルフを始められ、毎週定休日に出掛けられていたが、私が大病を患って杖御手にする姿を見られ、「君とラウンドすることを楽しみにしていたのに」と嘆かれたことが忘れられない。

今はお孫さん達も手伝っているが、いつもお客さんがいっぱいなので喜ばしい限りだ。私より少し年下の娘さんがおられるが、彼女が私の友人と結婚して今や割烹の女将さんとして頑張っている姿も結構なことだが、彼女は孫さん達も多く、何かお祝いのことがあると赤飯を炊かれ、必ず我が家に届けてくれるので手を合わせている。

夕方、割烹に立ち寄ってお好み焼きを食べて来たことを伝え、昔話を聞いて懐かしかった。

今日のニュースにびっくりする記事があった。「殺す」と父親に電話をした息子が逮捕されていた。前から危機感を抱いてみたいで電話を録音していたみたいだが、最近の録音の機材は信じられない程進化している。

今日の写真は札幌と函館を結ぶ「特急 スーパー北斗」だが、今月に何度か利用する予定である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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