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2005-11-02

明日は未来  NO 1319


 もう11月、今年の10ヶ月は、あっという間に過ぎた感じ。何をして何が出来たかな?なんて振り返っている。

 特徴的なこととしてメールが急増してきたこと。迷惑メールのようなややこしいものも増えたが、返信を求めてこられる内容が多く、その対応の時間が大変だ。

 9月1日にリニューアルした弊社のHP、それと同時に様々な検索でトップページに登場していたものが10日間ぐらいで消えてしまったそうだが、最近、また新しい文字検索でトップページに登場してきていると聞いた。

 リニューアル時に「独り言」を玄関ページに組み込んだことで予想外の結果も。「独り言」で登場していたページが社名に変わったケースもあるからだ。

 スタッフから教えられた話だが、グーグルで「葬儀 独り言」で検索するとトップに登場し、ヤフーで「大阪 独り言」にするとトップに出てくるのだが、「大阪 独り言」なんて324万件も登場してくるのだからびっくりする。

 そんなところからメールが増えてきたのだろうが、メールに「相互リンクを」というのがいっぱい入ってくるのが難儀な問題、失礼だが敢えて返信をしないように対応している。

 しかし、知らない内にリンクされていたケースが多くあり、10数件はご鄭重にお断り申し上げた。

 我が業界も社長や社員の日記風のページが流行中、ブログを発信されている方々も驚異的に増えた。また、業界外の方が葬儀をテーマにされたページを発信されていることも特徴的、これらの内容を拝見すると高齢社会到来を顕著に物語る傾向とも言えるだろう。

 そんな中のご意見にも変革ニーズが強く、我々葬祭業界と宗教者に対する不信感や抵抗感が多く登場してきている。

 葬祭業界の「プロとして認識」はまだまだ遠く、職業的形成には大変な時間と労力が必要なようで、「えっ、葬儀社に勤めているの?」と驚かれる一般的な勝手な思い込みを払拭したいもの。

 葬祭の仕事は究極のサービス業だと自覚し、ホテルマン以上の資質が求められる産業に従事している誇りを抱いて欲しいが、人の悲しみを生業にしているという部分でどうしても誤解が生じてしまう弱さもあるのだろう。

 担当申し上げた葬儀、そのご精算時に「あなた達の仕事って大変ね!?」「プロの仕事だということを初めて知ったわ」と言われるのが何より嬉しいが、携わる人達全員で「悲しみのプロ」を目標に尽力し、葬祭ディレクターを売り物にする姿勢から成長して欲しいと願っている。

 今、出張から戻ってきた。心配していた風邪気味の体調も早めに頂戴しておいた薬が功を奏したようで安堵、ぼちぼち電気毛布の世話になり、猫をコタツ代わりにして寝ることに。起きたら明日が待っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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