2014-11-02

アナログ人間でも  NO 4000


世界的に問題になっているからだろうか、一昨日の号でイスラムのことに触れたら多くのメールを頂戴したし、喫茶店でもこの「独り言」のテーマの話題が出た。

そんな中に過去のページを開ける方法はという質問があり、「過去ログ」のボタンでページを遡ることをアドバイス申し上げた。

「葬儀屋七万歩才のあの世の旅」の電子版を開けてくださった人物もおられたが、やはり本で読みたいという要望があった。

IT社会がどんどん進化してHPもスマホやタブレット対応でないと不便という事態が起きている。スマホでない携帯電話がどんどん少なくなりつつある最近だが、掛けることと掛かって来るだけの機能でよい人もかなりいるようだ。

私の現在の携帯電話はカメラ機能のないタイプ。三代前に持っていた携帯電話はそれこそ博物館行きと揶揄されたぐらいの古いタイプで、使用していると知らない若い人達に「見せて欲しい」と言われたこともあった。

その携帯電話には前にも書いた忘れられない思い出がある。千歳空港から南千歳で乗り換え「特急スーパー北斗」で移動していた車内でいじっていたら、何かの拍子にロック状態になってしまい、滞在中に使用不可となった恐怖感に襲われることになったから。

幸いにして立ち寄った苫小牧の同業者に携帯電話に詳しい女性スタッフがおり、彼女が短時間で元通りにしてくれたのでホッとすることになった。

あ れからもずっとアナログ人間のまま現在に至る私だが、急変する世の中の流れだけは学んでいるつもり。葬儀に関してもまだまだ変化が生じるだろうが、本物の 存在だけは不変であることは事実で、一生に一回だけの最後の重要な儀式なのでますます「業者選び」が大切になって来るだろう。

深い絆で結ばれる同業他社と一緒に研修をすると、それぞれがその地の変化を紹介してくれるが、オンリーワン、ベストワンを目標に実践して来たことがいよいよ賛同と歓迎を頂戴している事実を聴いて嬉しくなる。

葬儀は「処理」ではない。「次の方ご案内」という考え方もおかしいし、ご遺族を消費者と発言するような業者は最悪と断言する。最近に目立って増えた「感動させます」の言葉のおかしさに気付かない業者の存在に嘆かわしい思いを抱いている。

ここしばらく続いて紹介している函館の「清雅舎」の水引アートだが、代表者の方が「ビジネスではなく日本文化の継承と考えています」と書かれていた。

こ の「独り言」の上部にある<HOME>から訪問された方が少なくないようで、知人や友人からHPの評価が高かった。そんな中の数人が水引で製作されたアク セサリーに興味を抱かれたみたいで、実際に現物を見せて貰った際の感想を伝えておいたが、まずはイヤリングやネックレス、ブレスレッドに女性が注目される ようだ。

今日の写真は函館市内を走る市電から。この電車は一般的な車両だが、レトロなハイカラ号も走っているし、雪の季節になると竹串をいっぱい装着して箒みたいに回転させる札幌市電にもある「ササラ電車」も走るので情緒がある。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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