2016-06-19

有権者年齢の変更  NO 4890

プレゼント新聞記事の中に「食品総選挙」という見出しがあって目に留まった。来たる参院選をイメージして企画されたと思われるが、阪神百貨店の地下の食品店舗150軒が参加したイベントで、「甘党にっぽん」「自由飲酒党」「おおさか生鮮の会」などの党名がユニークだった。

今日、郵便物の中に選挙の「投票案内状」在中と表記されたものがあった。来月の参議院議員選挙の際に投票所の受付で出さなければならない書類だが、選挙権が18歳に下げられるので投票率がどうなるか興味深いところだ。

ニュースの中に共産党が小学生に署名活動をしていたと物議になっていた。昨年の問題だが、「お父さんやお母さんが死ぬことになったら嫌でしょう」と署名を求めていたと指摘されていた。

社会は何でもありみたいになっているが、そうなるべきではない不変の世界もあるのではと思っており、政党のこんな行動はおかしいことだと考えたい。

一方で、散歩の途中で会った知人が「信じられん」と怒っていた。日曜日で仕事が休みなのでパチンコを楽しんで来たそうだが、店内の放送で大阪維新の政党が演説をやっており、周囲にいたお客さん達からブーイングが出ていたと聞いた。

もしもこれが本当だとしたら、間違いなく抵抗感を抱かれ表を減らすことになってしまっただろうと想像しながら、お粗末なシナリオ発想に驚くことになる。

確かパチンコも18歳からしか駄目な筈で、選挙の有権者と同じではあるが、パチンコ店の中で政党の演説が流れるというのは如何にも大阪らしいとも思えた。

昨晩も熊本で「震度4」の余震が発生していた。親戚や友人、知人の多い宇土と宇城市への影響が大きかったみたいで心配している。

深いご仏縁に結ばれる人物のブログを訪問したら、彼が過去に送った忘れられない兄貴分の命日として触れていた。突然二人で出掛けた京都の旅の出来事が短編小説風に描かれており、中々読み応えのある内容だった。

兄貴と呼ばれる人物は「鳶」の世界で超有名人だったようだが若くしてこの世を去られたことは残念で、ブログ汚執筆者の嘆き悲しみが伝わって来るが、その葬儀で司会麻マイクを担当しなければならない試練は想像以上だっただろうと拝察する。

人生にあって人との出会いは何よりの宝物と言われるが、会った瞬間からいつか別れる現実が秘められているのだから寂しいものだ。

「しみじみと心に沁みる出会いと別れの歌」という言葉があるが、送る側になるかそれとも送られる側がよいのかなんて考えるとこの世の儚さを知ることになる。

「後何年生きることが出来るだろうか?」「後何日生きることが出来るだろうか?」「後何時間生きることが出来るだろうか?」と段々短くなるし、死は前から訪れるものではなく後方から突然襲って来ることもある。

私がこの仕事に就いてずっと思い考えて来たことは、来世に夢を託してこの世を出立出来ることだが、それが悟りの世界のように思えて来たこの頃である。

33年前だから昭和58年になるが、その年の秋に発刊した小説「葬儀屋七万歩才のあの世の旅」を欲しいと言われる方が急に増えて来た。これはどういうことなのだろうかと不思議に思いながら、ネットの中で無料で読めますよと返すと「本で読みたくなった」と言われるケースが多い。

この小説を発刊した時は話題になり、大手新聞社の編集委員の方と対談することになって新聞社の応接室で2時間ぐらいお話をしたが、女性のカメラマンが100枚ぐらい撮影するのだから落ち着かなかったことを憶えているが、数日後に紙面に大きな写真入りで掲載された時はびっくりで、その日に多くの人達から電話が掛かって来たことも懐かしい思い出となっている。

今日の写真は過日に会った人物からのプレゼント。手作りの折り紙にご自身で文字を書かれたもので、私の名前もあって恐縮したが「夢」「感謝」「いつも一緒に」「心からありがとう」と書かれていた。
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