2022-02-07

懐かしい  ǸО 8818

さんふらわあ11苫小牧港から茨城県の大洗港まで750キロを無人航海したニュースがあった。苫小牧と東京を結び途中で大洗へ立ち寄る航路だが、事故の大半がヒューマンエラーで、無人で公開できるようになれば人件費も削減されるので現実的に進んでいるようだ。

この航路のフェリーは「さんふらわあ」として知られ、さんふらわあふらの」や「さんふらわあ大雪」などが就航していた。

私がクラウン・ロイヤルサルーンを購入したのは登場した年で、27歳だった。ブルーのメタリックカラーの車で、近くの薬局の社長と医院の先生が同時に購入されていた。

それまでグロリアに乗っていたが、クラウンに最高級だったスーパーサルーンの上にロイヤルが登場したことはインパクトが強く、近くのモータースのお世話でトヨタのセールスに来て貰い、購入の契約をした。

納車の日にハンドルを握ったが、2600ccのエンジンにパワーは2000ccのグロリアとは別物で、大いに満足したことを憶えている。

納車されてかしばらくした頃、テレビのCMに目立って多くなったのが日本高速フェリーーの鹿児島航路で、オリジナル曲を流す歌声が今でも耳に残っている。

妻の実家が熊本なので、里帰りにフェリーを利用しようかということになり、経由地である志布志ではなく桜島が見たいので最終目的地である鹿児島行きを選択した。

特等に「Ā室」と「B室」があり、旅行会社に勤務する友人に予約して貰って「Ā室」にしたが、車の搬送料を含めて10万円の出費となった。

その数年前から「さんふらわあー」が登場していたが、鹿児島航路に就航した船は新造船で「さんふらわあ11で船体に「さつまという船体名があった。

煙突が外国航路の船みたいに2本並んでいるのが特徴だったが、他の「さんふらわあ」は1本だけだった。

船室はホテルみたいにツインベッドになっていたが、幼稚園児の娘と生まれたばかりの子供を連れていたので船酔いだけはしないように願っていた。

当日の天候は快晴で、波も穏やかで高知沖を通って日向灘を志布志に向かった。志布志までは12時間で、そこから約5時間で鹿児島港へ到着するが、高校2年生の時に沖縄へ行き、帰阪する際に新造船だった「ひめゆり丸」で鹿児島港へ入り、東京行の急行「霧島」でSLの煙で真っ黒になりながら大阪まで帰った時のことを思い出していた。

急行「霧島」は、確か午後の発車だったが、東京までは24時間以上を要し、同日中に「同名列車」が走っていることになるのでびっくりした。

今日の写真は「さんふらわあ11のさつま」である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net