2004-09-02
信州にて NO 901
原稿を書き上げネットにつなぐと「圏外」。いらいらしながら旅館内のあちこちで確認したのですが、どこもダメ。諦めて駐車場の車の中で発信しました。
関越道から長野道へ、大雨のうえに霧が立ち込め、いつもなら妙義山が見える碓氷軽井沢を過ぎると急に濃くなった。
前回通行した際に対面通行だったトンネルが、すべて2車線一方通行になり便利で安心になったが、トンネルを出たら雨と霧で視界不良。<このままでは危険?>と上田インターで降り、ふと案内看板が目に入った別所温泉に立ち寄ることに。
歴史が古く「信州の鎌倉」と言われる別所温泉だが、長野新幹線上田駅からローカルでレトロな電車が走っている。それがいかにも信州らしい。
仕事でホテルの利用は多いが、プライベートなら旅館。畳の方が落ち着くから。
最近、温泉疑惑が話題。長野県は対策調査で大変みたいだが、大浴場に入ると「湯の花」がいっぱい。<間違いなく本物>と判断することに。
5キロぐらい離れたところで「今日の宿泊、お願い出来ますか?」と電話をし、OKをいただいたのだが「久世」という名が伝え難く、いつも「久しいに世界の世です」と言ってもご理解に達するまでに時間が掛かる。
テーブルの上に「花風雅」の銘があるかわいい便箋。横に「ご感想をお聞かせくださいませ・・・お客様のお声を励みに今後とも・・・」とあるが、結びに「敬白」の文字があるのに対象となる代表者の表記がなく? ここには支配人か女将の名前を入れるべきだろうと?
部屋係を担当くださった仲居さんの着こなしは中々。純和風の温泉旅館らしい風情を感じる。
さて、制服は「人」を変えると言われているが、正装すると身も心も引き締まる。正装とは礼節の基本である。
夜のフォーマル・パーティーへの出席や、祝賀会の司会を担当する際にタキシードを着用することも多いが、タキシードの場合のシューズは「エナメル」がマナー。
普通の黒靴がダメというのには「なるほど!」と事情が秘められている。ダンスの時、女性のロングスカートを靴墨で汚さない配慮から。そんなことを知っていながらダンスがからっきしダメなのが私。
長年の仕事から黒ばっかり着用している身、「黒が似合いますね」と言われたことも多いが、<それって、どういう意味なのですか?>
そうそう、協会の加盟メンバーである神戸「株式会社 公詢社」さんだが、HPをリニューアルされた。ご訪問は、弊社HP内「リンク」のページからどうぞ。