2015-10-22

飛ばし過ぎ?  NO 4349

つばめ車内今日は珍しい方々に出会う不思議な日だった。寺田町駅の近くを歩いていると「久し振り」と声を掛けられ、ふと立ち止まるとライオンズクラブ時代に交流のあったメンバーだった。

何度かゴルフをご一緒したこともあるが、互いがぽっちゃりしたみたいで体重を増やさないようにしてもうちょっと長生きをなんて言葉を交わせて別れた。

そのまま源ヶ橋まで来てコンビニに入ったら、レジの所で禅宗のお寺様と会ってびっくり。この方の晋山式や結婚披露宴の司会を担当した歴史もあるので懐かしく思い出した。

さて、今回の往復で利用した「さくら」だが、座席で目を瞑ってうつらうつらとしているとその振動が普通でない感じがした。時速300キロ運転をしているからだろうが、こんなに高速運転をする必要があるのだろうかと恐怖感を抱いた。

2階建てが4両連結された「グランドひかり」が登場して石坂浩二さんがCMを担当されていた時は新大阪と博多を「2時間49分」だったが、その後に300系「のぞみ」が270キロ運転を売り物にして「2時間35分」になり、やがて500系「のぞみ」が300キロ運転で「2時間19分」とびっくりする高速となり、博多と広島間を「1時間」だったので信じられなかったが、こんなに急ぐ必要があるのだろうかと疑問を抱いていた。

高速運転の揺れと振動は本当に怖い。車内の電光掲示板にニュースが流れるが、時折に安全を掲げる「ハードロック工業」の緩まないネジのCMが流れて安堵する。

帰阪する際に車両の最後部の席になってラッキーと思った。後方にシートを倒す際に抵抗がないからで、昔からずっと後部座席に誰かいたらシートを倒さないようにしていたこともある。

通路を挟んだ最後部の席の後方の隙間に乗客の大きなトランクとベビーカーが置かれている。それは前方の席の人の物だが、シート―を倒すことが不可能な状態になっていて気の毒だった。

荷物を飛行機のように預ける鉄道を外国で体験したことがあるが、それは日に数本という運転だったから可能だったのだろうが、1時間に10本も「のぞみ」が運転される新幹線では絶対に無理だろう。

2年前の秋、東北新幹線と東海道新幹線を利用して帰阪した際のこと、当日にみどりの窓口で指定券を購入したらグリーン車しか空席がなく、それも夫婦が別席ということになり、大きな荷物を自席の中央に置くことも難しくて難儀したことを思い出す。

今日のニュースに「700系」の車両を2020年までに引退させるというものがあったが、東海道新幹線で「270キロ」運転から「285キロ」運転が可能な「N700系」に換える構想からのようだ。

一方、外国のニュースの中にロスアンゼルスからサンフランシスコに向かう飛行機の中で、突然シートを倒した女性に対して後部座席の男性が立腹して暴力を振るった事件が報じられていたが、こんなところにも礼節という基本的なマナーの問題があるようだ。

今日の写真は「800系つばめ」の車内で撮影したもの。
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