最新 最古
2005-05-03

号 外 NO 72 塾生の皆様へ


 
 塾生の皆様から頂戴いたしましたファクシミリプリント、責任を持って整理申し上げ、本日「塾長」である社長に提出いたしました。
 ご要望で多かったのは弊社の「無宗教形式」のご体感、実際の収録映像を観たいとご要望される方が大半でした。
  ホテルでの偲ぶ会やお別れ会、また大規模な社葬などの無宗教形式を独自の「告別献花式」というかたちで進めてきた弊社ですが、ご自宅や地域の会館などで無 宗教をご要望されるお客様も増え、他社に出来ないノウハウとソフトで新しい無宗教形式を構築した背景には、あるお客様のご葬儀を担当した出来事が秘められ ています。
「形式は無宗教、高級葬儀に依頼をして久世栄三郎に司会を」という遺言、それは、お亡くなりになる一ヶ月前の事前相談から始まりました。
 壮絶な闘病生活を過ごされる病院のベッド、そこでお身内の方に託されたメッセージ、そこから社長は真剣なプロデュースに取り組み、私達が予想もしなかった新しい形式を完成させました。
 通夜に代わる前夜式、葬儀に代わる告別献花式、それは無宗教というよりも「超宗教」と呼ぶべき厳粛な式次第がシナリオ化され、ご不幸を迎えられた本番の日に参列された方々の大きな衝撃を与える結果となりました。
 私自身も通夜と葬儀に携わりましたが、今までに体験したことのない不思議な空間環境の中、お客様の感動、賛同、歓迎のお言葉をたくさん頂戴する事実を目の前に驚きの連続であったことをはっきりと覚えています。
<この人、普通の人じゃない!>というのが正直な感想。そこで「司会」から「司式」の意識改革が「かたち」として完成していたことに初めて気がついたのです。
社長から「体感に勝るものはない」といつも言われますが、それを言葉や文章で表現することは絶対に出来ません。
家族葬的な形式が流行する中、葬儀式と告別式の分離を要望される方々が多くなり、招形式による偲ぶ会やお別れ会が増えてくると予想されますが、そんなことを随分前から予測していた社長は、もうこれらのすべてを数年前に完成させていたのですから驚きです。
 塾生の皆様には大都市や地方のお方もございますが、「悲しみは何処も同じ」という社長の考えは正しいと思います。どこまでオープン化出来るのかは社長の判断となりますが、そんなお勉強をされることは大変有意義なことだと存じます。
塾の日に限らず「隠れ家」にお越しくださることは大歓迎申し上げます。恐れ入りますが、事前に私までご一報くださいますようお願い申し上げ、ご報告とさせていただきます。
  有り難うございました。
                              チーフ・パーサー
                                    岩井慶子
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net