2007-02-13

懐かしさも?  NO 1777


 近所の集まりで健康が話題になり、昨年の今頃を振り返っていた。退院後の風貌に「もうダメみたい」という会話が交わされていたそうだが、体重が増えた現在の状態に「良かったねえ!」と乾杯をしてくださり、「献杯でなかってよかった」という言葉が出て和やかなひととき。

  思えば身体のあちこちに不調を感じ始めたのは昨年の1月頃だった。時折に襲われる胸部の痛みが堪らなかったのだが、仕事に追われてそのままの日々が過ぎ、 ホテルで行われた大規模な「偲ぶ会」の司会で普通じゃない「しんどさ」を感じ、そこから手術をする心情になったのである。

 訪れていた大病院は真向かいの先生のご紹介。部長先生の部屋でパソコンに映し出されたCT画像を見ながら「やりますか?」と言われて「お願いしますと」と答えたが、勝手で失礼なお願いをいっぱいしたことを思い出すと恥ずかしい限りだ。

「徹底して検査してください。足の先から頭の先まで。心臓、胃腸、肺、脳血管すべてを」なんて言ったら「徹底的にやりましょう」と笑われたが、入院してから次々に受けた検査で自分の身体のことが細部まで理解出来たので有り難く感謝をしている。

<胸部が痛いのは肺ガンでは?>と思っていたのだが、それが単なる「逆流性食道炎」で薬を服用したらすぐに良くなったのも笑い種。

 退院後、昔の古傷である頚椎を原因とする痛みにずっと苦しんできたが、少し前に「試しに」と服用を始めた薬のお陰で随分と楽になり、整骨院の先生のお世話にならずに過ごせている。

  手術前、ネットで自分の病気についてどれだけ調べただろうかと思い出すと懐かしい感じ。様々な症状を一つ一つ検索しながら勝手に想像を膨らませてしまうの だが、こんなケースでは何事も悪い方に考えてしまうもの。入院日が決まってからはとんでもない重病人だと思い込んでいた。

 それらは病室内でも継続、一つの検査を終えて部屋に戻るとパソコンを開けてチェック、お陰で血液の色々な数値にも随分と詳しくなり、喫茶店や食堂で「教えて!」という存在にもなっている。

 最近、医師が登場したり病気の特集というテレビの番組が多いが、私がネットで学んだことは、想像以上に医学の世界が進んでいたということ。<おかしい?>と感じたら迷わず医師の診察を受けるべき。

検査は自分が納得するまで行うべき、そして半年に一回は血液検査を受けるべき。臆病で心配性な私なんて、3ヶ月に一回のペースで受けており、数日後に医院でお願いするつもりである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net