2019-08-03

もう少しこの世に  NO 8541

湯の川温泉 お気に入り旅館の大浴場前号で触れた委員長だが、また飛翔体を発射してニュースになっていた。1週間で3回も発射するのだから呆れてしまうが、前号の暴走族の心理がご理解いただけるだろう。

昔、ある知られるテレビ番組に出演した。番組企画の流れで先に新聞社の論説委員の方が出演されていたが、その日の新聞記事にあった暴走族に関する事件のことについて私見を述べられていた。

事件は暴走族の騒音に苦しんでいた住民の1人が道路にロープを張ったという出来事だったが、論説委員の方は「住民の方々の心情が理解出来る」と暴走族側を非難された。

その発言と同時に局の電話が鳴り始め、隣室にあった4台の電話が鳴り続けることになった。電話の対応を番組の制作会社のスタッフが担当されているので驚いたが、彼らは「ご尤もです。上司に報告いたします」と答え、私に「テレビ局の裏側ではこんな事もあるのです」と教えてくれた。

彼とはその後にゴルフに行ったが、同伴されたのが知られる放送作家野方で、容貌がプロゴルファー青木氏に似ているので日焼けするとよく間違われたそうだ。

モーニングコーヒーを飲んでから1番ホールのティーグランドに行ったら、手前にあるパターの練習グリーンにいた人達が「青木プロでは?」なんて会話をしているのが聞こえた。やがて彼らは放送作家のティーショットを注視していたが、ショットが終わると同時に「青木プロでなかった」と去って行った。

前述の番組には何度か出演したが、ある時にスタジオに100人の女子大学生が雛壇に並ぶ企画があった。その中の1人が何か事情があるみたいでずっと私の方を見つめている。生放送が終わると同時に彼女がやって来て、「私のお爺ちゃんのお葬式の司会をされていたことを憶えています」といわれてびっくりした。

詳しく聞いてみると私の記憶に残る大規模な葬儀だった。「その節はお世話になりまして有り難うございました」とお礼を言われて恐縮したが、我々葬儀に携わる現場で遺族、親族、参列者に顔を憶えられることもあると再認識した。

さて、広島のピピの社長のブログを開くと、先月末に大阪に来ていたことを知った。彼女の仕事に関する資格試験を受験するためだったようだが、先に長時間の受講を義務付けられているみたいで、天王寺のホテルに宿泊したことが書いてあり、あべのハルカスを撮影した写真が掲載されていた。

ぎっしりとプログラムが設定され、私と再会する時間がなかったので残念だが、見事に合格したようで「お疲れ様」と書いておこう。

明日は朝から医院へ行って処置を受け、夕方に待ち合わせた友人と食事をするが、来月に北海道に一緒に行くので行程確認などを伝えたい。

彼は「函館市立博物館郷土資料館」の館長からの依頼でHPを担当されており、実際に見聞出来ることを楽しみにされているし、館長との再会も久し振りであり、数年前に大阪で会食をしてからなので懐かしいだろう。

函館の旅館は朝食だけのプランでお願いした。旅館側には申し訳ないが、別の場所で会食する予定があるので仕方がない。

館長さんの気配り心配りは驚かされるレベルで、妻がこの旅館の部屋に入って感嘆していたことを思い出す。


部屋の床の間に彼女作の立派な水引細工が置かれ、冷蔵庫には様々な飲料水を入れてくれていた。

前号の写真に掲載したように、この旅館の朝食は最高で、「これが和風旅館の究極の朝食」と思っており、今回の楽しみの一つである。

過去のテレビ番組BS・TBS「湯のまち放浪記」にも紹介されたし、「北大路欣也さん」が警察署長に扮して事件を紐解く番組で登場していた。

湯の川温泉「竹葉新葉亭」はお勧めの和風旅館である。

今日の写真はその旅館の大浴場の一枚を。
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