2021-11-02

ネーミング  ǸО 8928

雲仙「宮崎旅館」の寝具メッセージ旅行に行った際に持ち帰って来た資料がいっぱいある。それらを開くのも思い出が蘇るので楽しいものだ。

一昨年の5月に熊本への講演旅行に行った際、同行していた友人達と宿泊利用した「雲仙宮崎旅館」の夕食の「お品書き」が出てきて懐かしく思い出した。

我々がしゅくはくしてしばらく経った頃に耐震工事から休館となったが、進捗の様子を見ていたら更地にしてしまって新しく建設をするような大規模なもので、リニューアルオープンをするのを楽しみにしている。

妻と初めて行った時は長崎駅まで旅館の送迎バスを利用したし、2回目の講演の時は、長崎空港から高速船で時津港へ渡り、タクシーで長崎駅へ移動し、昼食を済ませてから送迎バスで旅館へ行った。

途中の諫早駅経由の利用もあるが、長崎駅から雲仙までは約2時間の行程になるのでかなり遠い。

「雲仙宮崎旅館にお泊り下さいまして誠にありがとうございました。旅情をお慰め申し上げたく雲仙の草花を心を込めて摘みました。ごゆっくりとお休み下さいませ 館主」

これは寝具の枕に添えられていたメッセージだが、昭和の最高の歌手として知られる「美空ひばりさん」が退院後に静養に過ごされた旅館で、大浴場につながる廊下の写真が掲示されていたのを憶えている。

彼女が「大浴場を利用される筈はないし、貸切の露天風呂を利用されたのではと想像しながら、至福のひと時を過ごしたことも印象に残っている。

「お品書き」のタイトルは「ミヤマキリシマの膳」となっており、「前菜 海の幸 山の幸」
「吸い物 抹茶豆腐 あやめ麩 青味」「造里 ヒラス 鯛 烏賊 太刀魚」「煮物 ハーブ鳥の治部煮 タコ 里芋 人参 青味」「蒸し物 百合根万十 人参ソース」「台の物 雲仙宮崎旅館特製トマトすき焼き 料理長オリジナル 赤ワイン入りの割り下を使っています」
「焼き物 鰤照焼 竹の子 本しめじ 甘長唐辛子 トマトくずもち」「巣の物 千草和え」
「ご飯 特選米『にこまる』長崎県雲仙産」「留椀 なめこ アオサ」「高の物 三品」「デザート ケーキ 果物 メロンゼリー掛け」

最近「ご飯の銘柄」が知られているが、『ふっくりんこ』という文字を目にした時に幸せ感抱いたこともあり興味深いところである。
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