2015-12-14

朝刊から  NO 4404

ジャグジーバス トマム新聞に掲載されていた旅行企画にびっくりした。青森県の馬角温泉2泊4食の旅で大阪から29900円となっていた。

「ホタテ食べ放題」「鯛しゃぶ」「あんこう鍋」などの添え書きもあり、2人1室の料金だったが、大阪の伊丹空港と青森県の三沢空港という行程になっていた。

どうしてこんな低料金で?と思ったら、片隅に「青森県から1万円の助成金」と書かれていた。

全国で地域活性のためにプレミアム券などの発行も多いが、愛知県のプレミアム券は宿泊券「5000円」が「2500円」に。観光券「1000円」が「750円」という企画で夏頃に発行されていたが、つい最近に滋賀県のある町のプレミアム券で町長と議長が規定を破って買い込んでいたことが発覚し、議長が辞職を余儀なくされたが、町長は「孫達がよく食べるので」というような言い訳をして物議となっていた。

こんなバラマキ的な政治をするのが国民を愚かと考える政治家の発想だが、全国各地で同じような問題が起きているような感じがする。

昨日の朝日新聞のコラム「天声人語」に目が留まった。執筆者がフィンランドの大家族の人物に「子供の教育費が大変ですね?」と質問したら、それが恥ずかしい愚問であったと吐露されていた。フィンランドは子供の教育費は全てを国家が負担する制度であり、我が国とは随分と異なっているようだ。

我が国の調査で寂しい現実の結果が報告されていた。年収1000万円以上の家庭の子供の大学進学率は62%だが、400万円以下となると31パーセントだそうである。

最近は旅行番組とグルメの番組が多いが、海外旅行の企画でもビジネスクラスやファーストクラスの設定が常識となったみたいで、地中海のクルーズの旅行で関西とドバイやトルコなどの往復の追加金がそれぞれ31万円、61万円となっていた。

中国から日本へ来られる外国にクルーズ船が増えているようで、博多港の恩恵が想像以上で今後の増加傾向の対応に知恵を結集して取り組んでいるようだ。

前号で芸予地震のことに触れたが、鳥取県で今日の12時51分と13時44分に震度2。15時01分に震度4の地震があったそうでびっくり。震源地は鳥取県中部だそうだが、同じ地域で10月の17日、18日にも震度4の地震が発生したこともあって気に掛かる。

昨夜は交流のあった方のお通夜に参列。今日は午後からお葬式に参列。導師の焼香表白の後にお別れの言葉を捧げた。ご遺影は沖縄のゴルフ場で撮影されたもので素晴らしい写真だった。ご生前のお人柄が偲ばれる。最後にお会いしたのは銭湯内だったが、「お互い弱りましたなあ。元気な時代はゴルフも一緒に出掛けましたのになあ」だった。

知人や友人の最期の儀式を見送る。何時か自分も送られることになるが、最近どうも体力低下を感じているので前から予定していた「終」に関する行動を始めようと考えている。

今日の写真はトマムリゾートのホテル内のジャグジーバス。バブル時代に建設された名残りを象徴するかのように、ワンフロアー4室の高層ホテルだが、全室スイートになっていた。利用して間もなくに中国資本になってびっくりしたが、運営はそのまま星野リゾートが担当すると発表されていた。
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