最古
2024-12-21

類焼した友人のこと  NО 10149

友人の割烹の火災類焼で心配したのは4年前の秋に亡くなられた奥さんのことで、事情があって参列出来なかったこともあって葬儀を終えた数日後に参上したら、2階の部屋に中院祭壇が飾られ、億さんらしいご遺影が目に留まった。

億さんとは不思議なご縁があり幼馴染みたいなもので、昔林寺に出ていた屋台のたこ焼きの味を知る仲間だったことを知って一気に小学校時代に突入した。

当時のたこ焼きは10円で8個あり、その屋台の味付けは独特で、まるくなって焼き上がる所へ、刷毛で醤油wp塗ると言うもので、屋台の照明をしていたカーバイトの香りと溶け合って独特の世界が感じられ、私たちの「三丁目の夕日」であった。

数年前、妻と北海道旅行へ行った帰路に気仙沼に立ち寄ったが、東日本大震災の後に軽トラックで「タコ焼き店」を営まれるご夫婦の新聞記事を観たら、奥さんが元弊社の社員さんでご出産から退職された経緯があった。

伊したらご興味を抱かれすぐに研究を始められたのだが、我々が帰阪してから間もなくしたらその奥さんから電話があり、に志田敏行さんと菊池桃子さんの番組「人生の楽園」に取り上げられることになり、その放送を観たら醤油味のたこ焼きを研究されていることも紹介されていた。

さて、冒頭の友人の割烹の火災のことだが、私が心配したのは奥さんのご遺影やご位牌のことで、2階の情景を憶えていたので、「大丈夫かなあ?」」と思っていたら今日の夜に彼から電話があり、導師を務められたお寺さんの電話番号を聞かれ、ご位牌などが残念にも被災してしまったことを知った。

お寺さんは私の紹介で何度か彼の割烹へ行ったこともあり、彼の方から「あのお寺さんをとなったご仏縁なのだが、電話を受けられたご住職もさぞかし衝撃を受けられただろうと想像する。

どんな困難にも負けない彼の精神⒣さ、今回の被災にも負けないと思うが、体調が悪くてまだお見舞いにも行けていないので申し訳ない思いだ。

そうそう、奥さんの葬儀の後に彼の木になる悩みを聞いたことがあったが、その答えとなる内容が書かれた奥さんの手紙が見つかり、私と弊社の女性司会者でCDに吹き込んでプレゼントした出来事もあった。

今日はリハビリだったが、先生達から「大丈夫ですか?」と私のことを心配され、結婚して東京に在住されている女性の先生からも心配の電話があったそうだが、先生達を何度かあんないしたこともあるので私の心身を心配してくれたようだ。
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