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2002-07-23

今日の講演    NO 142

講演の帰路、同行した社員3人を伴って食事。話に花が咲き、帰宅したら午前0時15分。また、発信の日付が変わってしまい申し訳ございません。

 講演会場は、あるご宗派の大阪別院。やはり大きなお寺で、それらしき格式と重みを感じる雰囲気があった。

 受講くださったのは全員がお寺様。演題は「現代お葬式事情」。とんでもない現実をお話申し上げたが、「そんな時代になっていたのか」というご参考だけはプレゼント出来たと思っています。

 早めに車で出発をしたが、途中にある「開かずの踏み切り」でえらい時間を要することになり、後悔しながらやきもきし、講師として依頼された以上、会場に1時間前までに到着するのがマナーという言葉を思い出した。

 与えられた講演時間が終わり、すぐに質疑応答が進められたが、ここで、「宗教に基く言葉表現を大切にしない葬儀社が増えている」とのご意見を頂戴した。

 司会のトークは非常に洗練されているが、宗教を理解しない司会者が増えていることは事実で、私がこれまでに指導してきた司会者に叩き込んできた重要な教育テーマでもあった。

 宗教に厳しい宗教者の中には、出来たら弔電の文章も変えるべき。弔辞を述べる方にも宗教に基く言葉を伝えておくべきとのご意見もあるが、葬儀社、司会者の立場でそこまで踏み込むことは難しいことだろう。

 前にも書いたが、草葉の陰は「コオロギの棲む世界」。黄泉の国は古事記に登場する「これ以上ないという穢い世界」。冥土、冥福につながる言葉は「暗闇の世界」。そんなところでどのようにして幸福になれというのだろう。

「ご安心しておやすみください」との表現は、「もう出てくるな」ということにもなる。そんなご意見を抱かれる宗教者が多いことも事実である。

 これも過去ログにあった筈だが、テレビの司会者で「次のクイズに行きたいと思います」「**さんに唄っていただきたいと思います」。この「思います」は、お前が思ってどうするのだと書いた訳だが、今日の新聞に、ある大学教授が同じことをテーマとして書いておられた。

 それは、テレビニュースなどに登場する不祥事を起こした場合の謝罪の場面。「心からお詫びを申し上げたいと思います」 思ってどうするの? 謝罪しますが本来でしょうとのご指摘。私と共通する考えで、今日は気分が晴れた一日でもあった。

 明日からは、今月中に担当する講演の資料作り。すべてが一般の方々で、ご理解願える資料作りが重要で、体感というビデオ映像を中心にしたシナリオ構成を考えている。
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