2018-07-23
ゴルフのことから NO 8264
ゴルフの全英オープンの中継を観ていた。レジェンド的な歴史を残すタイガー・ウッズ選手が上位に絡んで見応えがあった。
全英オープンのことから二人の人物を思い出した。お二人共すでにご逝去されているが、全英オープンの会場として知られるコースを何回もラウンドされたことがあり、その体験談が印象に残っている。
私も挑戦したいと言う夢があったが、実現することもなく大病を患ってゴルフが出来なくなったので残念である。
お一人の方は「100歳までゴルフをやろう会」を主宰され、プロゴルファーの世界で「関西のドン」として知られた杉原輝雄プロもメンバーで交流されていた。
もう一人の方は私が尊敬していた人物で、ゴルフを始めるきっかけを与えてくださった方で、数年間イギリスに在住されていたことがあった、
「ゴルフは自身が審判で紳士のスポーツ。マナーを重視しなさい」と教えられ、スコアカードに同伴競技者の名前を書く際に「様」「さん」「氏」「MR」などの敬称を入れるように指導があったし、紹介されてゴルフ場に行った場合は、フロントで紹介者の名前を書く際にも敬称を忘れないようにと言われ、それから忘れずにやって来ていた。
全英オープンの中継で忘れられない出来事があった。随分前のことだが、スタジオにお笑いのダウンタウンの浜田氏が出演されていたので違和感を覚えていたら、彼が会場にいた青木プロにチャラけた質問をされて顰蹙を買い、テレビ局にクレームが殺到した事件だったが、次の日は出演していないだろうと観てみたら、後列に下がって参加していたのでびっくりした。
当時の話題では所属する芸能事務所との何かのバーター取引があったからだろうと言う意見もあったが、今なら大炎上という言葉で表現されるだろう。
ゴルフの話題が出たところで加筆するが、アメリカのゴルフ界で知られる難コースで2ヶ月前頃に行われた「全米プロ」で、びっくりの内容があった。
午後から強風が吹き荒れて午前中にスタートした選手が有利という問題が浮上したのだが、このコースのグリーンは固くて傾斜が強くて止まらないという定評があり、メジャー大会で5勝している「フィル・ミケルソン」選手が信じられないプレーをした出来事が報じられていた。
パットが外れて動いているボールを打ってホールに入れたというものだが、ルール上では「2打罰」になる行為を承知して行動したと認めたものだった。
その理由について選手はその方が得となると考えたそうで、動いているボールをそのまま放置しているとグリーン外へ出てしまい、2打罰の方が得策と判断した行動だった。
「フィル・ミケルソン」選手は左打ちとして有名で、右利きなのに幼い頃にお父さんのスイングを正面から見ていると左打ちになってしまったという逸話もある。
メジャー競技でも優勝している有名選手だが、この問題は様々な余波に及んでいる。
今日の写真は日本最古のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」である。1903年開場で六甲山の頂上付近にある。これまでに2回ラウンドしたことがあるが、まさに驚きのホールも存在するのでいつか紹介したい。