2021-10-15
気分転換に ǸО 8910
友人からもらっていたチケットを持ってアポロの映画館へ行って来た。前回観たのは佐賀県の武雄温泉へ行く日で、広島からジュ書する友人もあってグリーン車の指定席をと思ったが、寺田町駅で午後2時台まで萬世状態で、仕方なくアポロで映画を観ることにした時だった。
その映画は高倉健さん主演の「あなたへ」だったが、その日は阿蘇の噴火で熊本空港が閉鎖され、多くの乗客が新幹線に流れて来たみたいで、そんな事実を知ったのは旅館で就寝する前に観たニュースからだった。
新鳥栖駅で「特急みどり」に乗り換えたが、その時点で日が落ちて真っ暗な状態になっており、武雄温泉駅に到着したのは午後8時を過ぎていた。
今日の映画は「宇宙の物語」だった。2時間の大作でびっくりしたが、目の調子が芳しくないので隻眼で観ていたので疲れた。
売店で購入した「お茶」にびっくり。伊藤園の「認知機能の精度を高める」というキャッチコピーで選択したが「300円」と掲示されていたのに「シニア料金」で「200円だった。
「蜜」のことが気になったが、館内はがら空きで杞憂に終わった。アポロには8館の映画館があるが、過去に孫を連れて「ドラえもん」を観に行ったこともあり、館内でポップコーンを食べたことを憶えている。
昨日は妻の同窓生から電話があり、現在の様子を聴かれたが、相も変わらずと答えておいた。夕方には過去に入院していた時の患者仲間から電話があり、「奥さんは?」と聞かれたので正直に経緯を説明し、施設に入っていると伝えると「お大事に」と切られた。
この入院の時は大変だった。医院の先生の紹介で病院へ2週間の予定で検査入院をしたが、1カ月経っても何も連絡がなかったので不思議に思っていたら、主治医の方から手紙をいただき、可能性が考えられる病気が一つだけあると書かれ、それをネットで調べたら300万人に一人という難病で、最悪の想定を考え、病院へ行ったら「この病気なら大阪大が附属病院しか対応できません」と聞き、その場で転院して無理をお願いすることにした。
大阪大学付属病院は吹田の万博公園にあり、天王寺から地下鉄で千里中央駅に行き、モノレールに乗り換えて最寄り駅まで行く行程だったが、片道で1時間半も要するので大変だった。
毎日「病院」へ通ったが、最上階にロイヤルホテルが運営するレストランがあり、ちょっと贅沢をしてステーキを食べたら、前日に担当医がから模型を使って手術の説明を受けたと聞いて衝撃を受けたが、次の日に最終検査を受けたら「問題がない」と判明してそれから3日後に退院した。
何回もモノレールを利用したが、ガンバ大阪のラッピング車両やチキンラーメンのラッピング車両もあったことを憶えている。
我々夫婦は何度も入院を体験している。私なんかは10回以上体験しているのだからびっくりだが、近所の銭湯の「女将さん」から「よく入院するねえ。でもいつも踊って来るからよかったねえ」と言われたが、戻らなかったらこの世を出立していることなる。