2022-04-05

1万歩を目指して  ǸО 8864

お好み焼き 広島前号の写真は函館駅で撮影した「特急スーパー白鳥」だが、青森駅と新青森駅間は進行方向が逆になる。

北海道新幹線が開通してしまうとその役割を終えたが、かつては東北新幹線が八戸まで開通した際、八戸駅結んでいた。

昼食を食べに天王寺へ出掛け、天王寺公園の中を通って新世界まで行った。かつて寺田町駅近くの国道25号線沿いにお好み焼きの「風月」があったが、1年ほど前に閉店してしまったが、新世界に「風月」があったので立ち寄ってお好み焼きを食べた。

「広島風はある?」と聞いたら「ありません」と言われたので仕方なくイカのモダン焼きにしたが、焼き方は風月そのままの物だった。

お好み焼きの上部にソバ麺江を入れるのが広島風の特徴だが、大阪でのこの呼称は「モダン焼き」となっており、キャベツと粉をかき混ぜて焼く大阪風と混ぜないで鉄板の上に粉だけを広げてキャベツを置く広島風とは全く別物である。

喉が渇いてしかたがないのでジンジャエールを飲んだが、炭酸系は私の体には良くないとおもっているところから「しまった!」と後悔したが、半分程飲んでしまった。

私の嵌っているのは「虎屋」の羊羹と三ツ矢サイダーだが、いつでも買って来てあるので楽しみにしている。

天王寺公園の東側まで来た時、アナウンスが流れ。6歳と4歳の二人の男の子の迷子が出ているそうで、動物園の入り口で保護しています。と言っていたが、10分ほど経った頃、「先ほどの迷子の件は無事に解決いたしました。ご心配有難うございました」と流れて良かったなあと思った。

私は3歳の時に心斎橋の大丸とそごう百貨店の間で迷子になり、戎橋の交番に保護をされ、進駐軍のジープで自宅まで送って貰った出来事があり、進駐軍のジープということが近所で大騒ぎになった。

幼い頃にあちこちに連れて行って貰ったことがあるが、四天王寺のお大師さんの日に境内に出ていた「覗きからくり」で観た地獄と極楽の構図は今でも焼き付いており、30年ほど前に書いた小説「葬儀屋七万歩際のあの世の旅」のモチーフとしてつながっている。

NHKに隣接する資料館に孫を連れて行った時、「覗きからくり」の原型が展示されていたし、浅草の浅草寺に参拝した際、門の近くの掲示板に描かれた江戸時代の絵にそれが描かれていたことも憶えている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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