2021-08-24

よぼよぼ歩いて  ǸО 8859

NHKのアーカイブ放送でフォークルの「新結成解散音楽会」の収録を観ていたら、加藤和彦さんの独唱で宮沢賢治の「雨にも負けず」を作曲して歌われているものがあった。随分前からこの「詩」に傾倒されていたことが嬉野温泉 温泉湯豆腐あったみたいだが、私がこの詩を知ったのは小学校5年生の時で、担任の先生の朗読だった。

ネット社会になって「宮沢賢治」を繙いていたら、彼が日蓮宗系の信仰をしていたみたいで現在の「国柱会」にあたるようだ。

私が20代の頃に葬儀の仕事に従事して間もなくの頃、ある葬儀の依頼があってびっくりした。「それが「国柱会」だったからで、「国の柱」ということからすると勝手に[神道系では?]と想像していたら、ご当家の近所に詳しい人物がおられ、日蓮宗系であることを知った。

「サトウハチロー」さんの詩に加藤和彦さんが作曲をした「悲しくてやりきれない」だが、加藤さんが三線を演奏されている前後に沖縄の名曲「花」が歌われていた。沖縄の音階は「27抜き調」や「47抜き調」というものがあり、独特の旋律が我々日本人に心地よく聞こえ、流行歌の歌謡曲にもそんな曲が数多くある。

倍賞千恵子さんのカバー曲や坂本冬美さんのカバー曲もあったが、「イルカさん」や「杉田二郎さん」のバージョンもあった。

定着したイメージを払拭することは難しいようで、「山本潤子さん」の「竹田の子守歌」を聞いてしまったら他のカバー曲は無理で、「島倉千代子さん」のカバーにもそぐわなかった。

フォークルが歌っていた「戦争は知らない」の作詩は寺山修司さんだが、作曲をしていたのは「加藤ヒロシ」さんで、「加藤和彦さん」とは別人だったが、世に出された功績は「加藤和彦さん」とフォークルで、リズムのある旋律が気に入っており、大好きな曲だった。

詩の中に戦争で亡くなったお父さんのことが登場し、「私は娘です。明日お嫁に行きます」「母になります」という歌詞もあり、歌を耳にして涙を流す人も多かった名曲である。

夕食を食べに商店街を東へ行ったが、目的の「力餅食堂」は閉まっており、仕方なく家で娘が送ってくれたコーンスープで済ませた。

「ギターコードの解説」や「演奏方法のテクニック」もあるのでびっくりしたが、ネット社会とは便利な時代である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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