健康保険証が必要なのに、数日前から見当たらずに行方不明。後期高齢者の保険証や夫婦それぞれのマイナンバーが入ったビニールケースが消えてしまってミステリー。

来宅してくれたヘルパーさんにあちこち探して貰ったが発見することは叶わず気持ちが悪くて凹んでいた。

再発行の手続きを考えて区役所へ行こうと思ったが、商店街にある交番に遺失届をと思って立ち寄ったが、誰も出て来ないので仕方なく勝山通りの生野警察署に行った。

届を出してから区役所に行くのがすぐ前なので便利だが、取り敢えず書類を提出して長椅子に座っていたら名前が呼ばれ、遺失していた物が落とし物として届いていることが判明し、マイナンバーカードの写真があったので問題なく頂いた。

届けてくださった方のお名前と連絡先を書いて貰ったが、お礼なんて必要ないと仰っていたそうで、気が済まず、近鉄の地下に行って虎屋の羊羹を送って来た。

電話を掛けてお礼を伝えたが、住所を伺っても教えていただけず、やっと教えていただいたが、落としていた場所を確認すると新大阪病院の真向かい付近のお寺の前だった。

数年前、運転免許証を返納に生野警察署に行った帰路、区役所の横で財布が落ちているのを見つけ、後ろから来られていた女性に拾っていただき警察署に届け、私は広い主の権利を放棄するからこの方にと伝え、落とし主が見つかった裸その連絡だけをお願いして帰宅したら、すでに落とし主が見つかったという連絡があったそうで、ホッとした。

今日の出来事はその時の逆バージョンで、世の中の不思議なご縁に手を合わせた。

保険証やマイナンバーカードを紛失して気付くのが、お粗末な対応をしていた環境の拙さで、ちょっと考え直さなければならない。

プーチン大統領が軍事行動を止めると命令を出せば落ち着くのに、狂った独裁者に血液が流れていないようで、「馬鹿に付ける薬はない」とい格言を思い浮かべてしまった。

同じ愚かな行為をする将軍様の存在も気に掛かる。国民が苦労を強いられる状況の中でオモチャの様にミサイルごっこをしている。この他に中国のトップが同じだったら最悪だが、果たしてどうなのだろうかと思われるこの頃だ。
テレビのCMのバックに流れている曲にびっくり。ハイドンの交響曲９４番で「驚愕」という呼称も知られている。小学校の５年生の時に合奏で選曲され、私はトライアングルを担当し、最も大きな音を出す場面で思い切り叩いた思い出が懐かしい。

別のCMのバックにボロディンの「韃靼人の踊り」が流れるのも素晴らしく、旋律が心の扉を開けてくれる。