2021-08-01

行きたいなあ  ǸО 8837

道後温泉新大阪駅の東側に東淀川体育館があるが、卓球の現役時代に何度か行ったことがあった。

或る大会に出場した際、仲間と早めに行って練習を予定していたら、ラッキーなことに1台のコートが空いており、早速練習を始めたら、しばらくすると中年の女性がやって来て「半分使わせていいですか?」と言われたので、「どうぞ「と返して一緒に練習することになった。

彼女の打つ球を受けたが、経験したことのない重さを感じ、尋常でないレベルであることを知った。

日本卓球選手権でシングルス、ダブルス、混合ダブルスで優勝されて初の三冠を達成された人物で、世界の卓球の殿堂入りを果たされた方だった。

私より一回り上だったのでもう86歳になっておられるだろうが、生涯現役という行動をされていたこと知られ、全日本選手権で100勝を達成されている。

過去に練習中に空振りをした瞬間に腰に激痛を感じ、それが「ぎっくり腰」の始まりだったが、偶然に温泉に行くことがあり、2回全快して帰阪したことがあった。

1回目は道後温泉で、宿泊した旅館の大浴場と知られる「道後館」に入浴したら痛みが治まり、朝風呂に入ったら嘘みたいに改善していた。

それから数年後に再発して難儀していた時、組合の旅行で長崎県の雲仙へ行くことがあり、到着時、食後、就寝前、朝風呂に入ったら改善して帰宅した。

そんな体験があるところから、温泉の効能を信じるようになったが、大病を患った後遺症で左足の冷えが尋常でなく、温泉だけが楽しみとなっている。

知覚障害がいよいよひどくなりつつある最近だが、今後死を迎えるまでに何度温泉に行けるかと思うと寂しくなるが、朝から妻のいる施設に行って面会してきたが、妻を連れて行く温泉旅行が難しいみたいで、知るところとなった現実に一層寂しくなった。

北海道から帰阪する際、函館の湯の川温泉で宿泊して「特急 スーパー白鳥」で新青森駅に行き、八戸、気仙沼、東京を経て前線鉄道を利用してきたが、気仙沼から代行バスで三陸海岸を通り、「あまちゃん」で知られ「久慈」に行く行程を夢見ているが、福島にある「古関裕而」さん」の記念館にも一人で行くことになりそうで残念である。

NHK放送のスポーツ中継の前に流れる誰もが耳にしている「スポーツ行進曲」も古関裕而さんの作曲で、前回の東京オリンピックで流れたオリンピック行進曲が「また聞ける」と楽しみにしていたら流れずに残念だったが、ラベルのボレロを流すより優れていると思うのは私だけだろうか?
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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