2020-12-09

手を合わせて  NO 8666

さぅじつ、洗濯物を取りに病院へ行った。扉越しだが妻が車椅子に座ってR上機嫌で手を振っていたが、救急車で運ばれた際の転倒時の記憶は思い出せないみたいで、これからもリハビリが続く。

今日は主治医から電話があった。高齢者の能力を点数制で判断することは知っていたが、結果が想像以上に低い点数で、自宅へ戻って生活することは無理みたいなことを言われた。電話を替わったケア。マネージャーの方が「施設を探しますから」と言うので、お願いした。


ネットで高齢者の施設を調べたら、有料の老人ホームにはびっくりするような高額な金額が必要で、横領されたお金が戻らない限り無理なようで、作戦を大幅に変更することにした。

コロナの感染者数が国内で2700を越えたニュースがあったが、旭川市ご出身の医師会の会長さんが、旭川で起きている問題は、今後全国津々浦々で起きる可能性がある」と解説され、すぐにでも「GoTo」なんて停止するべきで、おかしなことに「おかしい」と言えないイエスマンばかりに囲まれているのだろうかと菅総理の決断力のなさに嘆いてしまう。

イギリスではエアクチン摂取が始まったが、我が国でも来年の梅雨頃には始まるようだ。ロシアでもプーチン大統領の肝いりでワクチン接種が始まったが、西遊的な治験を済ませていないのだから恐ろしく、ロシア国民に抵抗感を抱く人達が多い。

今日は朝の喫茶店を出たところで深いご仏縁のあるお寺様に会った。友人の奥さんのご逝去から、お仏壇を準備し、今日は開眼供養が行われそうで。昨夜に友人の割烹に立ち寄った際、御霊前に手を合わせて来た。

妻が退院してから2人揃ってと考えていたが、満中陰までに退院することは難しく、私だけでお参りをした。

プロの建築に依頼してうまく仏間を作っていたが、横にセッティングされた中陰壇に飾られたご遺影を見ると涙が出て来た。

中陰机の上に奥さんが書き残した手紙が置かれていたが、何もしてやれなかったことから、その手が見え御弊社の女性司会者に朗読させてCDにでも録音してやりたい。

彼のお母さんの葬儀は融通念仏宗の総本山で私が担当したが、後日に懇願されてメモリアルビデオに私と女性司会者のナレーションをスタジオを借り切って収録したことを思い出す。

その女性司会者は三重県出身の素晴らしい人物だったが、大分県で行われた大規模な合同葬の光景が懐かしく思い出される。

司会の技術には「儀式調」から「アナウンス調」まで様々な分析に分けられるが、手紙を読むという「カギ括弧」の表現は簡単ではないが、使命を考えている彼女はその部分が特に優れており、「読み聞かせ」という著書まで発刊している本物である。





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