2020-04-21

コロナのバカヤロー

お気に入りの旅館の朝食午後1時からの葬儀に参列。司会者が昨日と違ってメインの女性司会者だったのでホッとした。
ご遺影はご主人が藍綬褒章を受けられた際、皇居で撮影された物だったご主人のご命日に往生されたことにご夫婦の絆の深さを感じた。

手を合わせてご遺影を見ていると、藍綬褒章の記念祝賀会でご主人の後に続いてご登壇されるお姿に、司会をしながら心の中で「よかったね!」という言葉を掛けたくなったことを憶えている。

こんなご時世でなければ数百人の方々に送られる筈だった野にと思うと申し訳ない思いが募り、参列できなかった方々の思いを拝察して葬儀の中で「お別れの言葉」を捧げることにし、「コロナのバカヤロー」という言葉も語った。

まだ曾孫さんの存在はないが、8人のお孫さん達のお婆ちゃんであり、晩年は放送大学で学ばれていたと知ってご生前の「お人柄」と「らしさ」を感じた。

ちょっと体調が優れなかったの焼香を済ませてから失礼したが、少し微熱があるので「しんどい」状態。でも「コロナ」ではないのでご心配なく。

生野区の巽にあるリハビリ病院での感染者が90人を超えたニュースにびっくりしたが、あちこちの病院で院内感染が発生している報道に恐ろしくなるが、医療崩壊だけは鳴らないように願って、最前線で尽力されている医療従事者に手を合わす。

山陽新幹線のGW期間の全ての臨時列車が運転を取り止めたニュースもあったが、JR九州でも全ての在来線の特急列車の運転を取り止めるそうで、これでは観光産業がいよいよ厳しくなる。

コロナ問題が終息したら行きたい所がいっぱいあるが、こんな状態が長引いたら気が変になりそうだ。

商店街で食事を済ませ西館の前を通るとお通夜の段取りをしていた。スタッフが私の姿を目にしてやって来て、昨日に深いご仏縁に結ばれるお寺の先代ご住職がご遷化されたと聞いてびっくり。後継されている言語住職が私のことを心配されていたそうだが、コロナ問題が落ち着いたら本葬儀が執り行われるそうで、その時はお念仏を唱えに行こうと思っている。

参列者全員がマスク姿だし、スタッフ全員もマスク姿の異様な光景。こんな体験をするなんて想像もしなかったが、目に見えない恐ろしい問題が地球上を襲っている。

ここからは前々号の続きで北海道の話を。ノイシュロスを出発して小樽駅から快速列車で札幌に入ったが、猛烈な冷え込みで猛吹雪、何処にも行けずに上階にある映画館で時間を過ごし、少し早めに予約していたホテルへ行った。

ホテルのプランの中に「ファーストクラスサービス」が受けられるというのがあり、それを期待して選択していたが、妻が体調を崩してしまって待ち合わせていた友人との会食はわたしだけが行った。

ホテルオークラでお茶を飲み、すぐ前にある和風の京料理店へ行ったが、妻の分も予約して下さっていたので申し訳なかった。

この時も大きな「借り」のまま心苦しくお別れしたが、昨年の夏に友人と札幌に立ち寄った際のホテルオークラの和風レストランで少しだけお返しが出来た。

妻の体調が回復し、ホテルで朝食を済ませてから「スーパー北斗」で苫小牧へ立ち寄り、宿泊は洞爺湖のホテルにしたが、洞爺駅から利用したタクシーの運転手さんが「洞爺湖ははじめてですか?」と言われたので3回目と答えて利用したホテルを伝えたら「今回はグレードをさげられたのですね」と言われてホテルにも失礼だと思った。

予約していたホテルは私の食べられる料理が選択出来たので決定していたが、一室しかない特別室だったので悪くはなかった。

次の日は「スーパー北斗」で函館に入り、お気に入りの旅館である湯の川温泉「竹葉新葉亭」を利用したが、それは8回目の宿泊で昨年に友人と行った際に利用したのが9回目だったが、友人も「お気に入り」の理由が分ったと大いに満足していた。

今日の写真はお気に入りの旅館の朝食を。
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