2021-11-30
行きたいけど ǸО 8753
昨日はヘルパーさんの来宅日だった。前日に橿原神宮の博物館へ行ったことを話したが、彼女は貝原神宮から通っていると聞いたことがあり確認してみると大和八木駅が最寄り駅だった。
八木駅から新宮まで奈良交通のバスが運行されているが、日本で一番の長距離になり、山間部の細い道路を縫うように走行することでも知られ、移動距離は169キロに及び、途中の停留所が167もあるというのだからびっくりだが、この6時間半も要するバス旅に訪れる人も少なくないようだ。
今日の新聞にユニークな企画が発表されていた。途中にある戸津川温泉などの指定宿泊所を利用したら、往復のバス料金が還元されると言うもので、私も身体が元気だったら行っていただろうと思っている。
オミクロンについての記事が多く出ていた。ナイビアの外交官が感染したことが判明し、登場していた71名が濃厚接触者として調査されているみたいだが、感染が広まらないことを願っている。
外国人の入国が禁止されたが、ちょっと落ち着き始めたと期待していたらこの事件。いやはやコロナと言うのは厄介だ。
友人達の会話も互いが感染しないようにというのが分かれる際の言葉だが、いつになったら安全が保障されるのだろうかと期待する。
我々の年代になると何かの疾患の過去があるものだし、灰の問題を抱える者もいれば成人病に苛まれている人物も少なくない。私も過去に大病を患った際に「誤嚥性肺炎」で1カ月間高熱に苛まれて苦しんだ体験があるが、コロナに感染したら「さようなら」だと覚悟しており、苦しくないようにとだけ願っている。
腹部大動脈瘤の手術を受けた際、手術の前日に来室された女医さんに痛みを緩和する薬はいっぱいありますが、苦しみを止める薬はありません。この病院で煙草を原因とする肺の病気や肺がんで苦しんでいる患者さんがどれだけ多いかご存じですか?皆さんが喫煙されていたことを後悔されていますから、これを機に禁煙されたらいかがです」と言われた言葉で禁煙して約12年となるが、あの女医さんと出会っていなければ喫煙を続けており、間違いなくこの世におられなかったと感謝している。
同じ病院で友人が肺気腫の手術を受けた際、担当医の先生から「喫煙は?」と聞かれて「10年前に禁煙しました」と答えたら。もしも続けていたら亡くなられていたでしょう」と言われてびっくりした話をしていた。
彼は、その後も2回手術入院をしているが、わたしとの会話は「感染しないように気を付けよう」である。