2016-02-01

月日流れて  NO 4453

大利根カントリー倶楽部昨年の7月7日から毎日更新している「幸せ列車」の各駅停車だが、短編小説「女将シリーズ」も200本を超え、200人以上の女将が登場したことになる。名前で苦労しているので中には重なったケースもあるかもしれないが、生かされている内は続けようと思っている。ご興味があれば左下の列車のイラストのリンクボタンからどうぞ。

そんな「幸せ列車」だが、管理人さんのご厚意で紹介されている10年前の「独り言」今日掲載分が懐かしかった。書いていた内容は関東のお寺様からゴルフに誘われて憧れだった茨城県の「大利根カントリー倶楽部」へ行った際の出来事。

そのお寺様がそのコースのメンバーだったから現地で待ち合わせをして、もう閉館してしまった今はない六本木プリンスホテルに宿泊。そのすぐ近くのお寺様の車で迎えに来ていただくという恐縮する行程だった。

宅配で届けていたゴルフバッグがあるかどうかを確認後、キャディーマスター室に備えられているスコアカードを手にして2階のレストランに上がったら、メンバーのお寺様はすでに来られていてコーヒーを飲まれていた。

このコースは西コースで日本女子オープン、東コースで男子の日本オープンが開催された名門コースで、この日は東コースをラウンド出来ると聞いていたので東コースのスコアカードを持っていた。

コーヒーを注文してモーニングタイムを過ごしたが、一向にスタート時間の話題が出ないので「何時スタートですか?」と伺ったら、「このコースのスタート時間は決まっていないのです。自由ですから」と言われてびっくり。

続いて「アウトからですかインからですか?」と質問したら、「ゴルフはアウトからに決まっていますよ」と言われてもう一度びっくり。しばらくして東コースのアウト1番のホールへ行ったら、すでにキャディーさんが準備されており、「どこからですか?」と聞かれたので「大阪からです」と答えたら、後方から「フルバックからです」という声が聞こえた。

そこで知ったことだが、このコースはレギュラーティーであろうがバックティーであろうが自由だそうで、「大阪からです」というのは恥ずかしい発言だった。

もちろん4人のハンディーを合計しても40以下だったので問題はなかったとは思うが、自分のホームコースとの違いにただ驚くばかりだった。

同伴した若いお寺さんの飛距離が半端じゃなく、いつも40ヤード以上前に飛んでいた。普通じゃないと思ってメンバーのお寺さんに伺ったら学習院大学野球部の元投手だったと知って筋力が違うことを実感して納得した。

大利根カントリーではその後も男子トーナメントのレクサス・オープンなどでテレビ中継されていたので懐かしく観ていたが、関東平野特有の平坦なコースのフェアウェイに、松の木が存在していたのが難しかったことを記憶している。

大病を患ってからはゴルフも出来なくなったし運転免許証も返納した。その上に絶食を強いられた入院を3回も体験したので一滴のアルコールも飲めないし、天ぷらや串カツなどの油系の食事は避けなければならない。旅行に行っても旅館の食前酒や天ぷらも駄目なので寂しい限り。

この「独り言」で体調不良を書いているところから、全国に点在する友人や知人からメールが届くし、温泉や素晴らしい整体師の紹介情報もあるので手を合わせ、動ける内にしか行けないので近々に行ってみようと考えている。

今日の写真は大利根カントリー倶楽部のコース。フェアウェイにある松の木がコース戦略を悩ませる。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net