2009-11-07

懐かしいコース  NO 2580


 ゴルフの女子ミズノ・クラシック、トーナメント会場が三重県の伊勢賢島だった。無風状態で好天に恵まれて高スコアが出ていたが、海が近い高台にあるので風が吹けば大変になる。

 もう20年ほど前のことだが、所属する団体の懇親コンペが浜島、賢島と一泊二日で行われ、仕事の都合で二日目の賢島だけ参加した時、折悪しく強風で難しいセッティングになってしまい、みんなのスコアがガタガタになったので忘れられない。

その時の同伴プレーヤーの内の二人が高齢で、もうこの世の人ではなくなってしまったが、その日の出来事をはっきりと記憶している。

 また、男子プロのレクサス選手権の会場となっている茨城県大利根カントリークラブにも忘れられない思い出が

ある。これは、前にも書いたことがあるが、「石川 遼」君の活躍でゴルフを始めた若い人達が増えたので、敢えてここで書いておきたいのである。

 超名門と称される大利根カントリークラブだが、メンバーの方から招待を受け、喜び勇んで東京に出掛け、六本木のプリンスホテルに宿泊。翌早朝、ホテルのすぐ近くに在するお寺のご住職の車に同乗させていただき目的地に向かった。

 やがて到着、フロントで受付を済ませ、宅配で送っておいたバッグを確認してからロッカーで着替え、コーヒーでも考えて食堂に行ったらメンバーの方がおられて「お世話になります」と挨拶を交わした。

 同じテーブルで同伴プレーヤー達と会話が弾んだが、一向にスタートする気配がないので疑問が生じ、やがて衝撃を受けた次のやりとりがあったのである。

「スタートは、何時ですか?」
「ここは何時でも自由なんです」
「アウトからですか?インからですか?」
「ゴルフはアウトからに決まっています」

 そんな羞恥に至る体験をしたのも賢島と同じ頃で、大利根では、もうひとつ驚くことがあったので書いておこう。

  アウトコースの1番ホールでキャディさんが待っていてくれ、「何処から参りましょうか?」と質問されてびっくりしたからで、それはバックティーである青 マークでも自由ということで、やがて来られたメンバーさんも私と同じシングルハンデということから、プロと同じフルバックからのラウンドとなったが、若い 同伴プレーヤーのドライバーのパワーにびっくり。

いつも40ヤードぐらい前方まで飛ばすプロ並みの飛距離。彼が芝の増上寺に縁深い人物 で、学習院大学時代に野球部で投手だったということを知って納得することになったが、平坦なコースなのにフェアウェイにある松の木が何とも難しくしてお り、夜のBS中継を見ながら思い出していた。

 この数日、頂き物が多い。今日はある大手ホテル副総支配人が来社、奥様の故郷から届いたという立派なリンゴを頂戴して手を合わせた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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