2011-09-15

また蝉が?  NO 2696


  昨日、茨城県で小学生達が熱中症というニュースがあった。運動会の練習中に気分が悪くなった二十数人が救急車で搬送されたそうだが、インタビューを受けた 校長の「水分補給の準備をしていたが、認識が甘かった」と言うような発言にがっかり。もっと危機感を抱かなくてはと思った次第。

 今日も 群馬県や栃木、また愛知や三重県でも同じような熱中症問題が起きていた。重篤な状況になったらどうするのだろう? もしも生命にと考えるだけでもゾッとす る。責任ある立場の人は、いつも最悪の状況を心して臨むべきであり、私の性格では校長なんて絶対に無理と改めて認識させられた出来事だった。

  あちこちで猛暑日になった日の夕方、関東地方に地震が発生。関東に在住する孫達のことが心配になったが、過去に娘から「震度4なんて何回体験したか数え切 れないぐらいよ。慣れているから心配しないで」と言われたこともあり電話をしなかったら、夜に幼稚園に通う孫から電話が。敬老の日のプレゼントを作ったか ら送るとのこと。楽しみにしながら、あの大地震の際にライフラインが停止し、避難を余儀なくされた娘ファミリーが幸運だったことに手を合わせた。

 知人が亡くなり、お通夜に行ってきた。式場がずっと重なっており二日間お待ち願った
ので申し訳ないが、生前に交流の深かった方々がお供えされた花に囲まれていたのが何よりのお供養になったと思える。

  メインである女性司会者が付き、指導中の女性司会者が担当している。、もう、どこに出しても恥ずかしくないレベルだが、弊社にあっては中々合格点には至ら ない。なぜなら私やメイン司会者のレベルを体験されたお客様が多いからで、これからも研修にやって来る人達に、高レベルな司会の技術と哲学を伝えたいと考 えている。

 どんな社会でも「胡坐」を掻かずに「正座」で謙虚に、というのが私の哲学。上述することに矛盾すると疑問を抱かれるお方もおられようが、何度もテレビで日本一の葬儀司会者として紹介された歴史があるのも事実。故にこんな謙虚でない「独り言」をしたためている。

 歴史の誇りに胡坐を掻く大相撲の世界に変化が生じている。空席が目立ち「秋場所」が「がら空き場所」なんて揶揄される新聞の見出しも目にしたが、外国人に席巻されている現況では難しいことかもしれない。

 横綱を目前にした大関の敗戦が続いている。場所前の稽古で「品がない」「礼節がない」と叩かれていたこともあったが、前の横綱みたいに強いだけでは残念な結果となる。次々に不祥事が発生した現実に、今一度「礼節」について考えて欲しいと願っている。

 そんな大相撲の一戦をスポーツニュースで見て驚いた。166センチという小柄なのに
190センチ以上もある大柄な相手を見事に投げ倒した。決まり手は7年振りという「一本背負い」だったが、こんな勝者に特別賞を設けてもよいのでは?と、つい思ってしまった一番だった。

 蝉とコオロギの両方が鳴いている不思議な初秋。今日は松山で頑張る塾生の40歳の誕生日。誕生日はお母さんのお腹を痛めた日に感謝を、と話したこともあるが、全国で猛烈な残暑となった日の結びは実際にあった面白い話を。

勝山通りに「お勝山」という古墳があるが、その真向かいにある公園の全身は大阪管区気象台だった。

随 分昔の出来事だが、ある建設業者の人物が「棟上式」を予定する前日に明日の天気を確認し、雨は降りませんということから決行したら、当日は大雨になってし まってご立腹。気象台にクレームを言いたくて行ったそうだが、その時、下駄を投げて「これで予報した方が当たるぞ」と言われたそうだ。

 宇宙衛星もない時代、天気の予報は大変だったと想像するが、我が生野区に大阪管区気象台があったことを知る人が少なくなってきているのは寂しい話である。

久世栄三郎の独り言(携帯版)
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