大病を患って入院し、リハビリ専門病院から対維新してから間もなくの頃、妻の兄弟が亡くなったことから葬儀だけでも参列しなければと熊本を日帰りしたが、その時に利用した列車が「みずほ」でグリーン車だったので往復したら５万円で少しお釣りがあったほど高額だった。

帰阪した次の日、朝刊を開けたら旅行会社が企画する高億のページが目に留まり、そこにグリーン車利用で黒川御暗線と雲仙温泉の２泊で５００００えんとなっていて衝撃を受けた。「みずほ」で往復した分に２泊分が量となる遺産でただびっくりすることになった。

それからネットで情報を調べたら「ジパング倶楽部」の存在があることを知り、すぐに夫婦会員を申し込んだ。３亜回目の利用まで２割引きの特典があり、４回目からは３割引きになるのだから驚きだが、乗車券、特急券、グリーン券の全てに適用されるのだから大歓迎だ。

「のぞみ」と「みずほ」は適用外になるが、東海道新幹線で東京方面へ行くなら急ぎ旅ではないので「ひかり」で十分だし、西へ向かうには「さくら」があるので重宝している。

今日のニュースに「さくら」の車内で放火した出来事が報じられ、熊本から八代に向かう車内がパニックになったと想像する。

杖を手にする私なのでこんな事件があっても移動が簡単ではないので最悪だが、愚かな真似事をする人物がいるものだと嘆かわしくなった。

私のお気に入りの温泉に「平山温泉」があるが、最寄り駅は「新大牟田駅」で、荒尾にいる友人のこともあり、この駅は何度も利用しているが、今朝の駅の到着者が起きられなかったみたいで始発に乗れなかった乗客が出たニュースもあった。

いつも改札口まで迎えに来て貰い車で２０分ほど走行するが、言葉で表現できないような湯質で、お気に入りの「湯の蔵」には各部屋に４人ぐらいは入れる露天風呂が付いているので有り難い。

平山温泉のすぐ近くに朝ドラ」の」「韋駄天」の主人公である「金栗四三さん」の実家があることを知ったが、その前を何度か通ったことがある。

過日にバスの車内で会った二人連れの女性も「平山温泉の湯の素晴らしさ」を熱く語っておられたが、荒尾から４０分ほどで行ける距離である。