2022-05-08

手を合わせて  ǸО 8891

キャデラック昼前に「おっちゃん」という電話が掛かって来た。彼女のお父さんである私の友人が病院で亡くなられたという訃報だった。

2ヶ月ほど前に自宅のインターホンが鳴って玄関に出たら彼女の姿があり「お父さん、入院したの」と深刻そうな表情で寂しい現実を推測したが、彼のご逝去は特別に思い出が多いので悲しくなる。

我々夫婦がゴルフを始めたのは彼がきっかけで、二人分の用具を揃えて持って来てくれたのが始まりだった。

初めてコースをラウンドしたのも彼の誘いで彼の友人のホームコースだったが数年後に目メンバーとなって入会した。

当時の近所の4人組で「サミット」なんて言葉で割烹やスナックで語り合ったことも懐かしいが、一人は十数年前に亡くなってしまい、もう一人も一切外出する姿を見ないので心配している。

グロリアからクラウン3台、センチュリー2台の後にヤナセでアメ車を購入することになったが、全ての世話を彼がしてくれ、火災保険や損害保険の対応もしてくれた。

そんな彼がゴルフをラウンドしている際に大腿部が攣ってしまう持病があったが、別の友人の勧めから知るところとなったオーツークラフト」を取り寄せてプレゼントしたら、一気に改善したみたいで感謝されたことを憶えている。

通夜や葬儀の日程は未定だが、明後日の葬儀となれば妻の手術の日と重なるし、随分前から決まっていた特別の予定も重なるので困ってしまう。

その友人は妻との交流もあり、3人の娘さん達とのご仏縁もあってどうしても参列したいが、妻に訃報を知らせると間違いなく落胆するだろう。

我々の年代になると友人や知人の訃報が多くなるが、それだけ自分達が長生きをしたことになるだろう。

昨日の夜は久し振りに「プロジェクト✕」を観た。日本の野菜を全滅させる「ウミリハエ」との戦いと、続いては沖縄の医療に関する女性たちの奮闘のご苦労で、どちらも復帰する前の沖縄の事情が語り継がれていた。

過去に弊社の式場を使ってコンサートをやっていたことがあったが、司会を担当する中で城達也さんの雰囲気や「プロジェクトX」の田口トモロヲさんの雰囲気で語った企画が大好評で、「何であんなことが?」と質問されることが多かった。

大病を患ってしまい声帯に障害が残っているので声質が変わってしまったし、高音域の声も出なくなってしまったが。コミュニケーションが可能なレベルなので手を合わさなければならないだろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net