右目にオーストラリア大陸みたいな茶色のものが見え始めたのは数年前のある土曜日のことだった。あまり気にせずにいて月曜日に眼科で診察を受けたら、それは下部の出血で、発症から４０分以内でないと完治しないと言われて衝撃を受け、「少しは小さくなる可能性があると言われたことに期待していたら、１年ほど経ってやっとフィリピン程度の大きさになったが、その部分の先は見えないことに変わりはない。

今日は朝から定期健診で眼科へ行った。３か月前に予約していたものだが、同行の開く点眼液を入れられてしまうことが大変で、猛烈に眩しくなってしまう。２０分ほど待合室で待機していたら「効き具合を確認します」と小さな懐中電灯で照らされたら「もう一回差しますね」と追加された。

それから２０分経た頃看護師さんに呼ばれて検査室に入り、真っ暗の中で撮影された。

随分昔から眼科の世話になっている歴史がある。大病を患った時に「複視」の後遺症が発症し、二重に見える苦痛から逃れるために自然に右瞼が下がってしまうのも厄介だし、寝ころんでテレビを観たら目の調子が最悪になるので困っている。

日曜日の深夜に放送されるニューヨークの科学警察の番組が好きで毎週観ているが、昨夜も観ていたら地震のことが気になり始め、１０分ほどしたらテロップに地震速報が流れ、東北で「震度４」の地震が発生していた。

どうしてこんな不思議な兆候を感じるのだろうか、３年ほど前から何度か的中したので気持ちが悪いが、大きな地震が襲来しないように願っている。

昼時に宅配便が届いた。和歌山県の橋本市にある同業者からの定期的に送っていただいている「富有柿」だが、明後日にヘルパーさんがやって来てくれたら近所の方々へ届けて貰おうと思っている。

随分昔から送っていただいていたが、数年前から届かなくなり「？」を抱いていたら、会社の住所に送られており、私に届けていなかったことが判明したのは３年前の高野山に参拝した岐路に立ち寄ったことから発覚したもので、「申し訳ございません」と逆に謝罪されて恐縮したが、２年前から自宅へ送ってくださるようになった。

眼科へ行った帰路、何度か入ったことのある「サボテン」に入って「魚フライ定食」を食べて来たが、たっぷりとタルタルソースが出て来るのでびっくりする。

妻の古い友人から電話があった。彼女は登山が趣味で何度か妻と愛宕山に登っていたが、施設へ入っていると伝えると驚かれていた。

夕食を食べようと商店街を東に向かって歩いていたら、何度かゴルフに行ったことのある値域の重職の方と会った。「ヘルニア」の手術を受けられたそうで杖が欠かせないと言われていたが、互いが骨折しないようにと交わして別れた。