2021-08-29

懐かしい昔話  ǸО 8864

スーパー北斗 函館駅にて撮影もう20年ほど前のことだが、大分での所要を終えて熊本へ移動するのに豊肥本線の時刻表でタイムロスが最悪と判明。それなら黒までの移動の方がと判断して別府駅近くのレンタカーでシビックを借りた。

別府の観光港の所から10号線を離れて湯布院の方へ向かったが、高速道路が開通していたのでインターから入った。

湯布院までは随分と急峻な上り坂が続き、別府側へ下る時にはヘリコプターに乗っているみたいな環境になると思いながら登って行ったら、シビックのエンジンではこの坂は無理で、何度もギアダウンを繰り返して大変だった。

それから2か月後、また同じ行程で熊本川へ立ち寄ることになり、レンタカーを借りることにしたが、前回のシビックのことがあったので排気量の大きな車を借りることにした。

提案してくれたのはマツダのセンティアで初めて運転することになった。そして湯布院までの急な坂道、期待してアクセルを踏んでもシビックと変わらずギアダウンを繰り返した。

それから排気量の小さな車を避けて来たが、5700ccのキャデラックのパワーは半端じゃなかった。「Ð走行で」普通走行時にセンチュリーなら時速42キロでオーバードライブに入ったが、キャデラックは時速32キロでハイトップに入り、それだけトルクが高かったことになる。

レンタカーには思い出がある。宇治山田駅で排気量の大きい車と頼んだら、クラウンエイトが出てきてびっくりした。

不通のクラウンより随分と車幅が大きく、エンジン音も静かだったが、伊勢道路から賢島への往復は、快適なドライブとなった。

友人たちと観た「映画」から伊勢へ行くことがあった。石原裕次郎さん主演のサファリラリーの物語で「栄光への5000キロ」だったが、登場していた車はブルーバードのSSSで、宇治山田駅のレンタカー窓口へ電話で確認したら空いているそうで、4人で近鉄特急に乗って出掛けた。

内宮さんの手前から左折して伊勢道路に向かうが、トンネルも多くてカーブも多く、曲がる度にタイヤが路面にグリップしているような独特の音が聞こえ、全員がその音に満足していた。そんな青春時代を懐かしく思い出す昨今である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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