2018-05-19

旅の情報  NO 8202

荒尾駅平山温泉の「湯の蔵」は私のお気に入りで、今回で4回目の利用となった。寿亭にある10室の部屋は全て一戸建てみたいになっており、それぞれに異なった広い露天風呂があるので私のような身体の冷える症状には有り難く、いつも友人である地元の同業者に無理を願っている。

私は余り牛肉を食べないが、ここの別注品で出されるステーキは秀逸です、初めて食べてから病み付きとなったので「湯の蔵」を利用される場合にはお勧めだ。

九州新幹線の新大牟田駅から車で25分程走行することになるが、温泉街もない素朴な田舎の風情の中に個性的な宿泊施設が存在しており、人気の高まりからかリニューアルや増設工事をされているところも多い。

友人が支配人と話していた会話に同感を覚えた。彼は自分達の「隠れ家」みたいな温泉地がどんどん有名になって湯布院や黒川温泉のようになって欲しくないということで、昔の湯布院や黒川温泉を知る私にとってその思いがひしひしと伝わって来た。

「昔は情緒があったのに」なんて言葉を耳にすることになった両温泉だが、若い女性客や外国人旅行者の多い最近の状況を目にすると残念な思いを抱いてしまう。

今日の新聞に高齢者の病気予防に温泉を活用する取り組みが進んでいるそうで、大分県の豊後竹田市駅からバスで40分の「長湯温泉」が採り上げられていた。

ここはラムネ温泉として知られており、湯船に入ると身体が小さな泡に包まれる炭酸温泉で、一度行ってみたいと思っている温泉だが、友人達と「次は長湯温泉に」という会話が出ているので楽しみである。

日田温泉に行った日は霧島に行く予定を組んでいたが、新燃岳が噴火したので変更してよかったと思った。もう一度「霧島ホテル」の硫黄谷温泉に行きたかったが、もしも噴煙の影響で鹿児島空港が閉鎖されたら大変ということで変更したが、それは数年前に佐賀県の武雄温泉に行く日に新幹線のチケットが取れず、4時間遅れて現地に到着したらすっかり日が暮れており、その日のニュース番組で阿蘇山の噴火によって熊本空港が閉鎖された影響からだと知った体験があったからだ。

今回も機材の都合で出発が1時間遅れたし、大分空港が霧の影響で30分も上空を旋回する体験をして来たが、飛行機の弱点と言えるかもしれず、やはり我々夫婦はJRの「ジパング倶楽部」を利用するべきなのかと考えさせられた。

「ジパング倶楽部」に入会して長いので乗車券、特急券、グリーン券それぞれが3割引きで利用出来るが、飛行機の信じられないような早割はなく、同行する人達の考え方は「飛行機派」が多い。

「ジパング倶楽部」の割引は「のぞみ」と「みずほ」は適用外となっている。東に向かうなら「ひかり」か「こだま」に限定されるが、西に向かう場合には「さくら」が利用出来るので便利である。

友人達に「おとなび」に入会している人達が増えた。パソコンやスマホで予約が可能だし限定の割引対象列車があるので歓迎されているようだ。

私は自分で時刻表を見ながら行程を考え、「みどりの窓口」で購入することになるが、北海道、九州などで窓口スタッフが驚く行程なのでいつも後方に行列が出来るので申し訳ない。

過去に1泊で九州へ行った時、「はるか」「さくら」「つばめ」「ゆふいんの森」「白いソニック」「にちりん」「つばめ」「くろしお」を利用したこともあるし、道後で1泊して四万十川を巡った時には「くろしお」「さくら」「マリンライナー」「いしづち」「宇和海」「あしずり」「南風」「さくら」「はるか」を利用したことあった。

どちらも二人分となれば切符の枚数がびっくりで、窓口スタッフ方が呆れていたことが印象に残っている。

今日の写真は過日に降りた鹿児島本線の「荒尾駅」を。
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