2004-04-28
苦闘・句読 NO 777
司会を担当した葬儀を終え、打ち合わせのために神戸のホテルに向かった。
久し振りに乗った新快速、強風の中を130キロ運転。大阪から三宮まで20分で着くが、このスピードには相変わらず恐怖感を抱いてしまう。
ホテルで会ったのは「株式会社 公詢社」の吉田社長。事務所を出る前にコラム「あるがまま」を拝見したら、過日にご一緒したゴルフのことが書かれてあった。
彼は、ひとりのプロゴルファーを応援している。同伴した友人達が「かっこいい」という好男子。5月に開催される「日本プロ」に出場するそうで、<予選をクリアできるように>と応援する。
昼食時に拝聴したプロの苦労話に映画「織部金次郎」を思い出し、何かが出来たらと考えたのが知人の存在。
その知人、日本プロの会場となる「くろしおカントリー」のメンバーだった筈。はりまや橋のすぐ近くの料理屋さん。2年前の日本トータライフ協会高知研修会で大変世話になったことがある。
そこのオヤジさんが大阪におられた頃、私にゴルフを教えてくれたこともあるが、高知のお店に行って驚いたのは、プロ野球の著名人が多く訪れているということ。
王監督や松坂投手とのツーショットの写真もあり、高知では名の通ったお店である。
このオヤジさん、滋賀県のゴルフ場にご一緒した際、難しいホールでホールインワンをされた。少し高台にあるグリーン、4人が打ち終わってグリーンに行ったらボールが見つからない。
<まさか?>と思ってホールを覗いたら入っており、そこから盛大なパーティに進展したことが懐かしい。
森田プロ、高知に行かれたらこのオヤジさんのお店にどうぞ。ひょっとしてホールインワンに<肖れるかも>と思っている。お店の名称は「波のり」さん。美人で上品な奥様が歓迎してくださるでしょう。心から予選突破を祈念しています。
さて、帰宅して読んだ夕刊に面白い記事があった。それは「皇后さまの和歌を曲解」という見出しがあり、宮内庁が週刊朝日に善処要請とあった。
お歌の中の「さやに・したもつ」と「さやにし・たもつ」という句読点解釈で発生した問題で、その意味が異なると紹介されていた。
句読点とは恐ろしいもの。私だけではなく、北海道のメンバーも体験した弔電事件を思い出す。
「ご逝去を悼み・つつしんでお悔み申し上げます」という電文だが、今こそ漢字となっているが、当時はすべてがカタカナになっており、会社の総務の方が代読される時、緊張から息が続かなくなり変なところで切ってしまったから、さあ大変。
「ご逝去を悼みつつ・死んでお悔み申し上げます」と聞こえたからエライこと。式場内にクスクス笑いが・・・ああ神様、逃げ出すことをお許しください。