2004-02-14
北国の夜 NO 701
鹿児島空港を離陸した飛行機、宮崎、大分、岩国、米子上空という経路で日本海に出た。
そこからの下界の陸地は、ずっと真っ白。新潟、陸奥を経て千歳空港に着いた。
南国からいきなり北国への移動、身体の順応が心配だったが、すぐに迎えの車で式場に向かったので楽だった。
リハーサルを終えたが、ホテルでの宿泊予定が変更されている。札幌でのお薦めですという幹事のお気に入りホテルへ移ることになった。
このホテル、薦められるだけあって素晴らしい。「この独り言で紹介したいな」と言うと「それだけは止めてください」と切望される。その理由は「私達だけの秘密」ということだった。
そんな札幌の夜、今、雨が降っている。お陰で冷え込みが信じられないように穏やか。しかし、明日は荒れ模様という天気予報に気が病んでいる。
北海道入りして、幾つかのチョコレートをいただいた。中には丁寧にメッセージが添えられているものもある。すべて義理チョコだが嬉しいではないか。ホテルの部屋で鏡を見たら目尻が下がっていて「自笑」。それは「自傷」でもあった。
九州から来たメンバーと共に5人で食事に行ったが、この店が素晴らしくて感動に価し、支払いの段になって、その金額を耳にして拍手を贈りたい心情になった。
これだけの料理なら大阪では3倍となる筈。是非「独り言」で紹介をと申し出たら、ここでも否定され「私達だけの秘密」。
明日の本番は大変である。福島県や神戸のメンバーも合流する。そこでおかしな式進行は許されない。音楽プロデューサーとの綿密な打ち合わせが深夜に及んだ。
今からシナリオ変更を打ち上げる。
腰痛が昨日の「砂風呂」で調子がよく、新しいアイデアが次々に浮かんでくる。お陰でマッサージタイムが設けられそう。
後は明日の天気を祈りながら熟睡タイムと行きたいが、この3日間、毎日午前5時に目が覚めている。体内時計に狂いが生じているよう。明日の札幌滞在で元に戻して大阪へ戻りたいと考えている。