2017-10-04

出会い  N0 7992

洞爺駅人生にあって素晴らしい人と出会うことは大きな財産である。おかしな人物と知り合ってしまうと「腐れ縁」みたいになって「出会わなかったらよかった」と後悔することになる。

これまでに出合った素晴らしい方々がいっぱいおられるが、阪神淡路大震災の少し前に急逝されてしまった方のことが忘れられない思い出となっている。

「経営者は囲碁を憶えなさい。そしてゴルフを始めなさい」と6番アイアンを1本いただいたことが始まりでゴルフに挑戦することになったが、イギリスで生活をされていた経験があるところから次のような哲学を最初に教えていただいた。

「自身に厳しいゴルファーで、他人に優しいゴルファーでありなさい。ゴルフコースは設計者がフルバックからプレーする考え方があるから、フルバックからラウンド出来るようにシングルプレーヤを目指しなさい」

「シングル」とはおかしな日本語として指摘されているが、俗に言われるハンデキャップが「9」以下のゴルファーで、ゴルフをする立場では憧れの世界である。

「ゴルフはマナーが大切です。ラウンド中のマナーもありますが、ちょっと考えたら気付くマナーもあることを知っておきなさい。スコアカードに同伴競技者の名前を記入する際、『Mr』『さん』などの継承を忘れないように。それからメンバーの紹介でゴルフ場に行った際、メンバーの名前を書く時にも敬称を忘れないように」

指摘されて、<はっ!>とする問題だった。自分のコースへ友人や知人を同伴した際、敬称を添えてくれたらそれぞれの人格がアップする。それこそ基本中の基本と言えるかもしれない。

「セカンドショットの地点に行ったらティーラウンドを振り返り、なぜここへ打ってしまったのだろうかを考えなさい」

それは自身の責任であり。想定外の環境でも「試練」と受け入れて考えることが心に余裕を与え、最善の結果につながることも多く、これは「囲碁」の大局観や布石にも通じる問題で、企業の経営者はそんな哲学を大切にしなさいと言う教えだった。

お陰で練習もあまりしないのに短期間でシングルハンデを取得することが出来た。友人や知人の中に多くのシングルハンデを有する人達がいたが、彼らとラウンドするとキャディ^マスターの許可を得てフルバックからラウンド出来たので嬉しいことだった。

知人が暴走族の仲間と走っている息子に嘆いていたことがあったが、事故に巻き込まれて重傷を負って目覚めた出来事もあった。

彼と話したことがあったが、「知り合わなかったら暴走族に入っていなっかった」と後悔していたことが印象に残っている。

カジノ通いや覚醒剤もおかしな人物と出会ったことから始まる危険性が考えられるが、人生はそんな環境に囲まれて過ごしている事実も知っておきたいもので、実刑を科されて後悔しても始まらない。

前号で北海道の洞爺湖のホテルのことを書いたが、今月の1日からリブランドオープンしたホテルがある。前回で体験したホテルは完全リニューアル工事を行って開業したものだが、リブランドは経営が代わったもので、完全なリニューアルではない。

次回に洞爺湖に行くことがあったら、このリブランドのホテルも面白そうで、心に留めておくことにする。

今日の写真はJRの「洞爺」駅を。
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