2016-09-19

勉強したこと  NO 4980

喫茶店の店内で九州へ台風16号が上陸するよう。明日の午後から我が大阪にも影響が出そうだが、多くの交通機関に影響が及ぶだろう。

この台風が与那国島を通過した際に記録した最大瞬間風速が「66.8メートル」というのだから間違いなく猛烈なスーパー台風である。それから比べると少し勢力が弱まったみたいだが、それでも室戸付近を通過して接近するという響きに恐ろしく感じてしまう。

土曜日に医院へ行って連休の期間中に異変が起きたらと貰っておいた薬が役立った。土曜日の夕食から始まって朝夕食後に服用しているが、貰っていなかったら症状の悪化は避けられなかっただろう。

医院や病院に通う高齢者にとって休診日は心細くなる。不思議とそんな時に限って不調を来すからで、ひょっとして精神的な問題が影響しているのかもしれない。

数日前、友人夫婦と弁護士と会った。友人が遺言を作っておきたいそうで依頼したのだが、自分の財産を把握する必要があって調べたら、弁護士から「負債も調べてください」と指摘され、奥さんがバッグの中から取り出した封書を開いて弁護士が驚いていた。

それは友人が全く知らない金融機関の負債で、連帯保証人となっている。署名した記憶もないし実印も息子が返さないそうで、息子が勝手に進めたものだったらしい。

友人の自宅は根抵当権が設定されているそうで、返済を続けていても限度額までいつでも借り入れすることが出来る。「これは犯罪です。刑事告訴の対象になります」と弁護士が指摘していたが、勝手に署名して実印をおしていたとしたら信じられないほど常識外れである。

その後も奥さんが次々と書類を出された。それを確認された弁護士が驚いている。知らない取締役議事録が提出されており、様々な名義が変えられている。「これらは全て無効の手付きを進めます。これも刑事告発対象の行為になりますので厳しい検事の場合には起訴されるでしょうし、裁判となれば想像以上の刑とな問題です。すぐに調査確認をしてから刑事告発に動きますから」と予想外の進展となったが、遺言の問題から意外な方向へ展開することになり、私自身も自宅に戻ってからネットでこれらの法律に関して調べて勉強することとなった。

過日の芸能人の事件でも弁護士が理解に苦しむ文言の文書を各方面へ送信していて話題となった。弁護士が依頼人の利益のために行動することは理解出来るが、おかしなことは「おかしい」と正すことも重要であると思う、依頼人が自分に不都合なことを秘密にしていて後で判明して大変なことになることも少なくないそうだ。「どうして先に行ってくれなかったのですか?」となってもそれこそ後の祭りだろうし、そんな頼りない弁護士も存在することも事実である。

今日の写真は過日に立ち寄った喫茶店。店内のあちこちに桜の木の一刀彫があったので印象に残っている。
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