2016-01-27

昔の思い出  NO 4448

政府専用機昨日の朝、東京メトロの銀座駅で煙が充満する事件が起きていた。換気口の中にあった埃などに煙草の吸殻が捨てられて燃え出したみたいだが、喫煙者は基本的なマナーを守らなければならない。

弊社の葬儀式場の西館のある疎開道路を北へ向かうと、二つ目の信号の所に宅急便の事務所があるが、昔はここに洋画専門のパーク劇場という映画館が存在していた。

3本立てもやっていたので結構人気があり、古い西部劇などを放映しており、青春時代に何度か入ったことがあった。

ある時、映写室からスクリーンを照らすライトが映し出されているところに煙が立ち込めていることに気付いた。当時は館内が禁煙にも関わらず多くの人が喫煙していたこともあり、その煙だと思っていたら朦々となり出したのでおかしい?と思っていたら非常ベルが鳴り、それが火災による煙だと知って急いで脱出することになった。

原因はダクトに捨てられたタバコだったそうだったが、銀座駅と同じケースだと懐かしく思い出すことになった。

出口の所で映画館の人が立っており、後日に再開出来たら半券をお持ちくださいと声を掛けられたのでポケットに入れていた版権を持ち帰ったが、煙だけのボヤで済んだようでその後に修復されて再開したので行ったらその半券で入場出来たが、放映される映画は3本とも別の作品だった。

随分前に書いたが、我が生野区には映画館が多かった。パーク劇場の隣に日活専門の劇場があったし、源ヶ橋交差点から猫間側筋を150メートル北へ行くと大映映画専門の電気館があった。

弊社の本社横の南側の筋を西に150メートル行った所にも東宝系の映画館があったし、今里筋の田島5丁目の信号を東へ100メートルの所に「コトブキ座」があった。

また国道25号線の桑津北口の所にあった映画館にも行った記憶があるが、テレビもまだ登場していない時代に映画館の人気は高く、座る席がなくて立って観たことも少なくなかった。

当時の館内の売店で販売されていた「ラムネ」は10円で「ミカン水」は5円だった。半月ほど前テレビ番組で神戸の飲料水メーカーを採り上げていたが、大阪で「ミカン水」と呼ばれていたものは神戸では「アップル」というネーミングだったそうだが、その味は同じなので面白い歴史の事実だった。

今日の写真は我が国の政府専用機。両陛下がフィリピンを訪問されているが、大統領が空港まで迎えに来られたのは異例だそうで、不謹慎だが「慰霊」と「異例」の文字を思い浮かべた。
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