2016-01-26

寒波の被害  NO 4447

上之郷駅喫茶店の常連さんの中にこの「独り言」をご笑覧されている人物がいる。今日はその方から次のように言われて驚いた。

「昨日、ニュースで北海道のバスの火災事故のニュースを見て思い出したのだが、『独り言』でバスの火災事故について少し前に触れていたし、昨日のニュースステーションを観ていたら数日前の号で書いていた広島県の三次が出て来たのでびっくりしたよ」

確かにバスの火災についてメガライナーの写真を掲載して1月17日号で書いていたし、一昨日の1月24日号で三次市について触れていた偶然に不思議な思いを抱かれたようだ。

北海道のスキー教室のバス火災は中学生達が乗車していたが、全員が避難出来ていたそうで幸いだった。

昨日の寒波のニュースは想像以上の被害が出ていることを知った。鹿児島で氷点下10度以下となっていたし、高知では40センチを超える積雪があったそう。

停電している地域も多いし、水道管が凍結したところや破裂して断水となった地域も出ていた。雪という自然の事象がこんな予想外の被害に及ぶとは驚きだが、暖房に関する備えがない台湾で80名以上の人達が寒波によって亡くなった報道も衝撃だった。

数日前の「独り言」で水道管の凍結や停電になったら暖房が不可能なので最悪と書いていたが、そんなことが現実に起きていた事実に恐ろしさを再認識することになった。

愛媛県の山間部の道路でトラックが坂道を上がることが出来なくなって立往生してしまい、後続の車が大渋滞してそのまま車内で一夜を過ごす気の毒な被害も報道されていたが、冬季に車で出掛ける時は燃料、水、食料をチェックすることは欠かせないようだ。

長い歴史の中に大雪で立ち往生した車列で実際に起きた対照的な出来事があったことを思い出す。同じような状況になったところで地元の人達がオニギリを準備して運転者に配ったという美談と、別のケースではチャンスだとオニギリを1個500円で販売して回った人物もいたからだ。

数年前の北海道の猛吹雪の中の出来事も思い出される。娘さんを庇うようにしてお父さんが凍死した悲しいニュースだったが、その時に助かった娘さんが元気で過ごされていることを願ってしまう。

我が家の外玄関前にある防火バケツが今日も凍っていた。杖で割ろうとしても割れないのでびっくりし、氷の厚さを確認したら2センチ以上もあった。

上述の昨夜のニュースステーションには驚かされた、雪深い島根県の様子を伝えるリポーターが雪に埋もれて助けを求める女性を救出していたからで、大雪で屋根の様子を確認するために玄関を出たら、屋根から雪が落ちて来て埋まったという出来事だった。

かなりの積雪があったが、電波事情で中継場所を広島県の三次の方へ変更した放送内容だったが、倒木の影響で電線が切れ、山間部に居住される方々が停電で困っていると伝えていた。

自然災害で孤立してしまう村も出て来るので行政も大変である。どこにどれだけの家族が存在するかをしっかりと把握しておかなければ何かが起きた時に戸惑うことになる。

積雪で道路が通行止めになってコンビニの商品輸送が出来なくなり、コンビニの本部がヘリコプター輸送で対応していたニュースもあったが、数日前に日本で一番広い売り場面積のコンビニについて紹介されている記事が目に留まった。

それは三重県の志摩磯部にあったスーパーをコンビニに改造したもので、びっくりするほど広いものだった。現在の近鉄志摩線の磯部駅はスペイン村の近くになっているが、昔の磯部駅はひとつ鳥羽寄りの上之郷駅がそうで、今では随分と寂しくなっているが、この近くにある伊雑宮神社で日本三大田植え祭りが行われている。

今日の写真は「上之郷駅」を。
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