2003-06-04
旅行保険 NO 450
旅行会社に依頼してあった飛行機のチケットを受け取りに行った。
大嫌いな飛行機、しかし、数日後にどうしても搭乗しなければならない事情があり、予約をしていた。
カウンターに座り女性スタッフの説明を聞く。往復の日時の確認が済んで料金を支払う。
それで終わったと思ったら、そこから彼女のセールスが始まった。旅行保険の売込みである。
「クレジットカードに付随している保険や、航空に関する規定の保険では賄えない部分があるのです。ご自宅の出発時からご自宅にお帰りになるまでのフォローも大切ですし、外国での医療費は膨大で、ご加入をお勧めします」
<戸口から戸口か?>と思わせる彼女は、「任意保険ですが」と言いながらもなかなか話がうまい。専門である筈の旅行より保険のことになると目が輝き別人のよう。きっとノルマか給与体系が原因しているのかも知れない。
「ひょっとして台風ということもあるかも知れません。欠航となった場合の宿泊費なども保険の適用が可能で、グローバルなシステム保険となっております」
聞いている内に書類が出され、いつの間にかボールペンを持たされている。私には、そんな単純なところがある。
保険に入ると事故に遭遇しないという「マジナイ」的な格言もあるが、そんな思いで申し込みの書類にサインをし、保険料を支払った。
さて、飛行機の出発時間で問題があることに気付いた。2時間前に空港のカウンターにということからすると、空港に朝の9時半には到着しておかなければならない。
出発は、名古屋空港。少なくとも新大阪発8時前の列車に乗る必要があり、当日が思いやられる。
今回も観光ではなく、到着した次の日のたった3時間の目的を済ませると、翌朝の飛行機が8時発。これまた早朝にホテルを出発しなければならず慌しい行程となるが、次の日からのスケジュールが決まっており、後ろ髪を引かれる思いで現地の空港を飛び立つことになるだろう。
体調を崩したら大変と、帰宅途中に医師の検査も受けてきた。血圧、レントゲン、血液検査、心電図、動脈硬化などの診断があったが、どうも血圧が高い兆候があり、動脈硬化に至っては信じられない高齢者という結果が出た。
「すべての原因がストレスにあります。ちょっと仕事を控えられた方が」
そう指導されたが、押し寄せてくる仕事に対応していかなければ逆にストレスが増えることになる。出張でもリラックスするような行程が組めない現状。1年ぐらい経ったら何とかなっているようにと努力をしてみよう。